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【K-1】城戸康裕の相手ゴメスはキックボクシングとボクシングの“二刀流”「城戸は俺と打ち合わざるをえない」

2019/08/23 12:08
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の第8試合、「日本vs世界・5対5」スーパー・ウェルター級3分3R・延長1Rで、城戸康裕(谷山ジム)と対戦するWKU世界スーパー・ウェルター級王者アントニオ・ゴメス(スペイン/MTK Marbella)が22日(木)大阪・寺田町のALL WIN GYMにて公開練習を行った。  当初、城戸と対戦予定だったカルロ・ドンヤシュフィリの欠場により緊急参戦が決まったゴメス。今回がK-1初参戦のゴメスはスペインを中心に活躍し、WKU世界スーパー・ウェルター級のベルトを保持し、キックボクシングでは61戦50勝(29KO)9敗2分の戦績を誇る。キックと併行してボクシングでのキャリアも重ねているハードパンチャーで、初代K-1スーパー・ウェルター級王者のマラット・グレゴリアンといった強豪との対戦経験もある。 「格闘技を16年間やってきて子供の頃から見てきた。K-1というのは自分の中でも夢の舞台でもあったので、その夢の舞台で戦えることを凄く嬉しく思っている」とK-1への熱い想いを語ったゴメス。公開練習では得意のパンチだけでなく左右のミドル、ヒザ蹴りなどをバランス良く繰り出していき「コンディションは最高だ。前回の試合はイタリアでボクシングルール・6Rの試合だったが、それからこの試合のために集中してきたのでコンディションはバッチリだ」と緊急参戦にも関わらず絶好調をアピールする。  自身のファイスタイルについてゴメスは「俺はリングの中を逃げ回るようなファイトスタイルではない。とにかくガンガン前に出て相手にプレッシャーを与えていくファイターだ」。キックボクシングとボクシングの二刀流に関しては「自分はキックボクシングもボクシングも両方好きだ。キックでもパンチで攻撃することが多いが、個人的にはキックもパンチも両方得意だと思っている」とオールラウンダーであることを強調する。  対戦相手の城戸はK-1 WORLD MAXK時代から活躍しているベテランということもあって「キドはファニーファイターだ。と、同時に数々のK-1のレジェンドの選手たちと試合をした経験豊富な選手だと思っている。彼との試合が楽しみだね」とリスペクトしたコメント。「城戸はガンガン前に出てくるようなスタイルではないが、逆に俺はガンガン前に出てプレッシャーを与えていく。彼自身、俺と打ち合わざるをえない状況になると思うよ」と不敵な笑みを浮かべる。さらに「日本のファンは盛り上がるような激しい試合が好きだと聞いているので、みんなが求めているような激しい試合にして制したい」と城戸を乱打戦に巻き込むつもりだ。  スーパー・ウェルター級は王座が空位の状態だが、ゴメスは「自分のプランとしては今回の試合に勝って、K-1のトーナメントで優勝してチャンピオンになりたいね」とスーパー・ウェルター級のベルトを狙っている。最後に「皆さんぜひ会場に足を運んでください。必ずエキサイティングな試合をお見せするよ」とファンにメッセージを送った。
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