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2024年2月24日(土)にSAGAアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』のメインイベントで、ルイス・グスタボ(ブラジル)と対戦する堀江圭功(ALLIANCE)が取材に応じ、「試合の時にかっこ悪い動きをしようと、どんな形になろうと、最終的には勝ちたい」と語った。
堀江は、RIZINフェザー級(66kg)で、関鉄矢、佐々木憂流迦、佐々木憂流迦を相手に3連勝後、2023年4月のヴガール・ケラモフ戦で一本負け。9月の『RIZIN.44』から1階級上のライト級(71kg)に転向し、スパイク・カーライル(米国)に判定勝ちした。
ライト級でも身体が厚いグラップラーのカーライルを相手に強いテイクダウンディフェンスで組み技やスクランブルを封じ込み、ジャブ、カウンターの右、三日月蹴りと打撃で攻勢に立った。
カーライル戦を「いつも通りに近い動きが出来ました。フェザー級の時より、力が出せた。相手もデカくなるけど、自分もベストコンディションで戦える、“一番強い自分”を出せます」と、ライト級での手応えを感じている。
フェザー級時代に比べ「減量幅が5kg減った」ことでコンディションが良く、「体調不良もけがもなく、いい感じ」。試合10日前の時点で77.8kgで、残り6.8kgは順調」だという。
そこには、「禁酒」の効果もある。
『RIZIN Preparation』でも明かしていた通り、平日は基本的に禁酒。今回のグスタボ戦では、試合3週間前から「断酒」を行っている。
「(2021年11月の)中田戦までは試合1週間前まで毎日飲んでいたんですけど、終わった後に拳を怪我して、兄貴から『これ飲まん方がいい』って言われて飲まなかったんです。そうしたら試合後なのに体重も増えないし、朝も早く起きれる。“これは身体に健康だ”と思ったんですよ」と、禁酒することで体調の変化を感じたという。
「だけどリフレッシュも自分の場合、大事なんで、金土日に飲んで、平日は飲まなくなって。さらに試合前は、前回(カーライル戦)は2週間前で(酒を)やめたけど、今回は3週間前」と、大一番に向け、体調を整えてきた。
カーライル戦以降もずっと練習を続けていたという堀江は、所属のALLIANCEに加え、ロータス世田谷、TRIBE TOKYO MMAにも出稽古に向かっている。
「心身共にキツい」が、「練習では“しっかり自分のことを追い込む、妥協しないぞ”ということを考えて臨みます。キツいのが当たり前なんで。妥協したら俺の夢は終わる。やるしかないって自分と話します」と、覚悟を決めて練習に臨む。