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【RISE】シュートボクシングからの刺客・13戦無敗の山田虎矢太がRISE完全制圧を宣言、迎え撃つ大森隆之介「戦績なんてただの数字」

2024/02/13 16:02
【RISE】シュートボクシングからの刺客・13戦無敗の山田虎矢太がRISE完全制圧を宣言、迎え撃つ大森隆之介「戦績なんてただの数字」

13戦無敗のSB王者・山田虎矢太(左)がRISE王座を狙って参戦、4位の大森が迎え撃つ

 2024年3月17日(日)東京体育館『ABEMA presents RISE ELDORADO 2024』の追加対戦カード発表記者会見が、2月13日(火)都内にて行われた。

 2月10日(土)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.1』にて発表された、バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦するSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)とRISEバンタム級4位・大森隆之介(EX ARES)が改めて会見に出席。


 山田ツインズの弟・虎矢太は2019年8月にデビューすると、心直、佐藤執斗、有井渚海らを破り連戦連勝。2023年2月には植山征紀をKOで破り、無敗のまま王座に就いた。2023年は6月にタンワレック・ルックサウンを1R KOで仕留めると、9月はパク・ヒョンウもKO、11月にはテーパプットに判定勝ちと13戦13勝(9KO)と無敗街道を驀進中。


 大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は田渕神太、良星、京谷祐希ら格上を次々と撃破したが、2022年12月に加藤有吾に判定で敗れ連勝がストップ。戦績は7勝(5KO)2敗。山田の兄・彪太朗に勝っている現RISEフェザー級王者・門口佳佑と同門。

 伊藤隆RISE代表は「前回発表して反響があった。内容次第だが、次期挑戦者を決めるにふさわしくなるのではないかと思う。大森は復帰戦でよくこの相手をOKしたな、さずがRISEファイターだと思いました。山田は期待の55kgの新人で、四天王(志朗、鈴木真彦、金子晃大、玖村将史)に関わってくると思う」と、勝者はRISEバンタム級王座(現王者は大﨑孔稀)への挑戦者候補になるとした。

 大森は「1年ブランクがあって決めるにあたってかなり悩んだけれど、強い相手から逃げて何がファイターだと言い聞かせて受けました。1年越しの試合でいろいろな想いがあるけれど、たくさんのお世話になっている人たちのおかげでリングに立てているので何が何でも勝ちます」と、強敵に挑む決意。

 山田は「これから本格的にRISEを荒らしていきます。自分が目標としているのは55kgのタイトル総なめなので、大森選手に勝ってインパクトを残してRISE、K-1など他団体のベルトを全部獲っていけるように頑張ります」と、RISEに限らず他団体を全て侵略すると宣言した。


【写真】大森のボケにツッコミを入れる山田

 互いの印象を聞かれると、大森は「パンチが強すぎますね。いっぱい倒してきている選手ですが、ヒザで倒れるような選手なので今回もヒザで倒したい」とする。

 対する山田は「大森選手は覚えているか分かりませんが、一昨年のRISE両国大会に彪太朗が参戦して門口選手と戦った時に、大森選手の方から『次は俺たちがやろうね』と声をかけてもらいました。SNSでも虎矢太とやりたいと名前を上げてくれていました。だから僕とやりたがっている敵としての印象が強いです。攻撃力もあるし身長も高いので気を付けるが、僕のパンチが強すぎるのでそこだけ気を付けてもらいたい」と、自分のパンチに気を付けろと言い放つ。

 すると大森は「パンチだけやけれどね。俺の方が上手いで。ヒザで倒す」と絡み始め、山田が「ヒザをもらう前にパンチで倒す」と答えると「前にヒザで倒れてたやん」と返したが、山田は「それは彪太朗です」と双子コントが繰り広げられた。


 山田の13戦無敗9KOという戦績を見てどう思うかと聞かれた大森は「戦績なんてただの数字。それはSBの試合じゃないですか。自分はずっとRISEでやってきて戦っている場所が違う。守られてきた王者とずっと刃を研いで来た僕とはいい組み合わせなのかなと思います」と挑発。

 これに山田は「勘違いしていますね。僕が無敗なのはSBに守られていたからと言っていましたが、逆です。SBが僕を今まで抑えていたんですよ。やっとGOサインが出たので今まで以上に暴れまくってやろうと思っています」と、むしろ抑えられていたものが解き放たれるとした。

「今のは僕の負けです。いい返しですね(笑)」と一本取られたと認めた大森は「パンチが強いのは認めているし、ほんまにいいパンチ打つなと思います。だからもう練習も必死です。もらうなと言われて。でも試合になたら僕にとっては脅威ではないので、僕も倒せる方なので倒し返してやろうと思います」と、試合では自分が倒すと返答した。

 また、山田はRISE制圧について「欲を言えばSB王者として一発目で王者クラスとやらせていただきたいと思っていたんですけれど、ランキング戦で勝てばランキングが上がりますし、1個ずつランキングを上げていって王者に挑戦すれば誰も文句ないと思うので、しっかり1個ずつ積み上げていってRISEのベルトを獲りたいと思います」と、飛び級はせずに完全制圧したいと宣言した。

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