熱戦のバンタム級は石原がマジョリティ判定を制す
▼第17試合 バンタム級 3分2R(決勝戦)
〇石原 射(東京都立芝商業高等学校3年生)
[判定2-0]
×松元奏太(大阪府立東住吉総合高等学校3年生)
※石原がバンタム級優勝
1R、ともにオーソドックス構え先に組む松元を突き放す石原。松元は右ローも、石原はダブルレッグへ。コーナー背に倒れない松元はいったん押し返すが、石原は再び押し込む。体を入れ替えた松元は脇を潜りバックテイク。放し際に左ハイも。
正対しワンツーの右の石原を潜ってボディロックで引き込む松元に立つ石原に松元はスタンドバックバックも石原がアームロック狙いで切り返して上になるホーン。
2R、ワンツーの右からニータップでテイクダウンを奪う石原ではそのまま腕十字へ。極めさせず落として立ち上がる松元を、すぐに追う石原。コーナーに押し込みヒザ。松元はコーナーに背にニンジャチョーク狙いも首抜く石原はシングルレッグへ。アームロック狙い、ニンジャチョーク狙いで体を入れ替える松元だが、がぶりから反則の顔面ヒザで中断。ドクターチェック後、松元に口頭注意後、再開。
松元の左フックを潜ってダブルレッグテイクダウンは石原! 背中を着いた松元は顔を剥がして立とうとするが、上の石原は中腰になりパウンドでホーン。判定は1者ドローも2者が石原を支持し、石原が勝利。バンタム級優勝を遂げた。
試合後、石原は「相手の欠場で、僕は準決勝からの出場で納得いかない人もいると思いますが、優勝したのは僕です。これから注目してください」と語った。