(C)ONE Championship
2024年3月1日(金)にカタールのドーハで行なわれる『ONE 166: Qatar』に、日本から山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)と、鈴木真治(フジマキックムエタイジム)の出場が決定。MMAのONEストロー級で戦う山北はジェレミー・ミアド(フィリピン)と、ONEバンタム級ムエタイで戦う鈴木は、ハン・ズーハオ(中国)と対戦する。
▼ONEストロー級(56.7kg)5分3R
山北渓人(リバーサルジム新宿 Me,We)
ジェレミー・ミアド(フィリピン)
第3代ストロー級キング・オブ・パンクラシストの山北は、フリースタイルレスリング出身。2023年3月にONEに初参戦し、強豪アレックス・シウバに判定勝ち。2024年1月28日のONE日本大会でONEストロー級2位のボカン・マスンヤネと対戦したが、マスンヤネのパワー&フィジカルに引き込む形になった山北が、ガードからの仕掛けを潰されて判定負け。プロMMA9戦目にして初黒星を喫した。27歳。
対するミアドは、MMA10勝6敗。キックボクシングをベースに、2019年11月からONE4連続KO勝利を飾るも、2023年6月にロシアのマンスール・マラチエフにダースチョークで一本負けすると、11月にリト・アディワンとの再戦でリヴェンジを許す判定負けで2連敗中。31歳
山北がわずか1カ月弱のインターバルで、次戦に臨むのは、初の敗北を払拭するためか。オーソからの回転速い打撃で近い距離での打ち合いを好むミアドに対し、山北はマスンヤネ戦で課題となった、フィジカル差を組みで上回ることがマストのカタール大会参戦だ。
▼ONEバンタム級 ムエタイ 3分3R
鈴木真治(フジマキックムエタイジム)
ハン・ズーハオ(中国)
鈴木は2005年にプロデビューし、40戦以上のキャリアを持つベテラン選手。様々な団体に出場してトップ選手と拳を交え、2018年11月に開催されたシュートボクシング世界トーナメントS-cupでは決勝進出を果たしている(決勝は棄権)。ヒジ打ちやローキックを駆使する粘り強いファイトが持ち味。2022年から2023年4月にかけて行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」ウェルター級トーナメントで優勝した。
2023年9月の『ONE Friday Fights 32』では、タイのスーブラック・トー・プラン49に2R、左アッパーでKO負けを喫している。
対するハン・ズーハオは、ONEでモハメド・ビン・マムードをKOに下すと、アダム・ノーイ、ビクター・ピントに判定勝ちで3連勝をマーク。しかし、2022年9月にフェラーリ・フェアテックスに判定負けすると、2023年4月にエイサー・テン・パウに3R TKO負けで2連敗。
先に再起を飾るのは鈴木かハンか。