14戦無敗の滉大(右)と大崎が初激突、注目のカードが組まれた
2019年10月27日(日)エディオンアリーナ大阪(第二競技場)『Hoost Cup KINGS OSAKA 4~チャンピオンカーニバル』の対戦カードが発表された。
WKAムエタイ世界フェザー級王者・国崇(NJKF拳之会)vs NKBフェザー級王者・高橋亮(NKB真門ジム)の対戦が決定。58kg契約3分3R・延長1R、ヒジ打ち&組みヒザ蹴りありのEXルールで行われる。
大ベテランの国崇(左)と上り調子の高橋が対戦
国崇は2000年のデビュー以来、約20年に渡り激闘を繰り広げ、ここまでに94戦を数える大ベテラン。左ボディブローを武器にISKAムエタイ世界フェザー級王座、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王座など数々のタイトルを獲得し、ホームリングのNJKFはもちろん、国内の他団体や海外でも活躍してきた。6月の『RIZIN』に出場し、堀尾竜司に判定負けしている。
高橋は“高橋三兄弟”の次男で、近年は『KNOCK OUT』にも参戦。2017年12月には小笠原瑛作からダウンを奪って引き分け、2018年5月には宮元啓介から勝利を奪っている。6月にはホームのNKBでバンタム級に続いてフェザー級のタイトルも奪い、2階級制覇に成功している。自身のSNSでは「大阪での試合は気合い入るねぇ! 相手は大ベテランの選手ですが問題ないっす」としている。
さらに、スーパーフライ級の国内トップ王者大会も決定。HOOST CUP日本スーパーフライ級王者・滉大(及川道場)とWMC日本フライ級王者・大崎一貴(OISHI GYM)が激突する。
滉大は関西で注目されるファイターで戦績は12勝(4KO)2分と無敗。2017年4月に現在K-1で活躍する玖村将史、7月に現在RISEで活躍する政所仁、12月にKNOCK OUTで活躍したタネヨシホを連続撃破してDEEP☆KICK 53kg王者となった。さらに、5月のホーストカップではJ-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者で大崎一貴の弟・孔稀から延長戦で勝利を収め、HOOST CUP日本スーパーフライ王座に就いた。
対する大崎はタイ・ルンピニースタジアムで8連続KO勝利を飾り、同スタジアム王座に挑戦したこともある。2018年には「KING OF KNOCK OUT初代フライ級(51kg)王座決定トーナメント」に参戦し、政所仁、仲山大雅を降し決勝進出。12月大会で同じく勝ち上がってきた石井一成と王座を争ったが、5R判定2-0で敗れた。8月18日には『RIZIN』に初参戦し、瀧谷渉太から2度のダウンを奪って勝利している。
今まで交わることのなかった軽量級トップファイター同士の激突、非常に興味深い一戦となった。
<決定対戦カード>
▼スーパーフライ級(53.0kg)3分3R・延長1R
滉大(及川道場/HOOST CUP日本スーパーフライ級王者)
vs
大崎一貴(OISHI GYM/WMC日本フライ級王者)
▼58kg契約 EXルール(ヒジ・組みヒザあり)3分3R・延長1R
国崇(NJKF拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
vs
高橋 亮(NKB真門ジム/NKBフェザー級王者)