ムエタイ
レポート

【ONE】リカルド・ブラボが30秒一撃KO勝ち、3試合連続KO&ボーナス、そして10万ドルの本契約を勝ち取る!栗秋祥梧が持ち味を発揮できずONE初陣は黒星

2024/02/02 23:02

▼第6試合 キャッチウェイト (73.03kg) ムエタイ 3分3R
○リカルド・ブラボ(アルゼンチン/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
[1R 0分30秒 KO] ※左フック
×ケナン・バイラモフ(アゼルバイジャン/トルコ)



 ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。緑川創と延長戦まで戦って引き分け、2023年2月にはサーシャ・タダヨニをKO、7月のNO KICK NO LIFEでもKO勝ち、8月の『ONE Friday Fights 30』でONE初参戦を果たしてルンピニースタジアム認定ミドル級王者デンパノムを2RでKOすると、11月にはオリバー・ハンセンに2度のダウンを奪われながらも残り1秒での大逆転KO劇を演じてみせた。戦績は26勝(21KO)3敗2分。







 1R、始まってすぐの打ち合いでブラボの右フックに右ストレートを返してきたバイラモフに、ブラボが返しの左フックでダウンを奪う。カウントが数えられるがレフェリーがストップ。ブラボは余裕とばかりに腕立て伏せのパフォーマンスを行った。





 ベルトを巻くポーズでタイトルマッチをアピールする3連続KO勝ちのブラボ。「KOがなければリカルド・ブラボの試合じゃないんだ」と勝利者インタビューに答えるブラボに、これも3試合連続となる35万バーツのWINボーナスが贈られる。



「9年間、長い旅路を続けているがそろそろ家族の元に帰ってチャンピオンベルトを見せたい」とブラボがコメントすると、ここでONEが10万ドルで本戦契約を結ぶことが発表され、ブラボは嬉しさで泣き崩れる。「支えてくれた全ての皆さん、世界の皆さんに感謝したい。世界のベスト・オブ・ベストと試合が出来ることが素晴らしい」とブラボは喜びを語った。

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