▼RISE×K-1対抗戦 バンタム級(-55.0kg) 3分3R延長1R ※RISEルール
鈴木真彦(フリー/第7代RISEバンタム級王者)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てた。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ち。那須川天心に2度、志朗に2度敗れた以外は連勝も、2023年3月にK-1のリングに乗り込むも玖村将史にダウンを奪われて敗れた。8月にイマッド・サヒをKOして再起したのもつかの間、12月に大﨑孔稀に敗れ王座を失った。戦績は35勝(20KO)8敗。
金子は2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。2021年3月に1年ぶりの復帰を果たすと連続KO勝利を収め、2022年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝してK-1王座に就いた。6月の『THE MATCH 2022』ではRISE王者・鈴木真彦に判定負けを喫したが、その後は6連勝。前戦は12月にラン・シャンテンに判定勝ち。戦績は20勝(11KO)2敗。
2年前の『THE MATCH 2022』の再戦で受けて立つ立場の鈴木は「今回の試合、正直僕の気持ちとしてはRISE王者とK-1王者で対戦したかったんですけれど、去年僕がベルトを奪われてしまって金子選手にも申し訳ない気持ちです。でも決まったからにはTHE MATCHよりハッキリした勝ち方でもう1回RISEのベルトをすぐに奪い返しに行こうと思っているので期待していてください」と、金子を踏み台にRISEのベルトを奪還しに行くとする。
鈴木に敗れて以来、ずっと鈴木とのリベンジマッチを口にしてきた金子は「ここでやれるまで僕は1敗も出来なかったので、まずそこにたどり着いたのと、報復しないと気が済まないので、K-1のファンと僕のファンが望むような結果で終わらせようかと思っています」と、“報復する”と言い放った。