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【UFC】ストリックランドを5Rスプリット判定で破ったデュ・プレシが7連勝で南ア初の王者に! ペニントンが女子バンタム級王座戴冠、マグニーがマロットに逆転勝ち、18連勝エフロエフがフェザー級4位のアレンも撃破!

2024/01/21 10:01

▼UFC世界女子バンタム級選手権試合 5分5R
〇ラケル・ペニントン(米国)15勝8敗(UFC12勝5敗)※UFC5連勝中 134.8lbs/61.14kg
[判定3-0] ※49-46×2, 49-45
×マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)10勝2敗(UFC5勝2敗)135lbs/61.24kg

 2023年6月にアマンダ・ヌネスが王座防衛後に引退し、空位となった王座を争う「女子バンタム級王座決定戦」(5分5R)。

 5連勝中のペニントンは、2023年5月にアイリーン・アルダナと対戦予定だったが、アルダナが負傷欠場したジュリアナ・ペーニャの代役としてアマンダ・ヌネスに挑戦したため、試合が消滅。2023年1月のケトレン・ヴィエイラ戦のスプリット判定勝ちから1年ぶりの試合となる。

 対するシウバは、フライ級からバンタム級に転向後は4戦無敗。2023年7月の前戦では、ホリー・ホルムと対戦し、ニンジャチョークで一本勝ちも、試合後にADHDの薬から検出された禁止薬物により、ノーコンテストに変更となっている。


 1R、
右カーフのシウバ。ペニントンはミドル。シウバの左ローを掴んで先に組んだペニントン。しかし足を抜いて体を入れ替えたシウバが押し込みヒジ。

 離れたペニントンがワンツーからシングルレッグへ。しかしその頭が下がったところにシウバはニンジャチョーク狙い。頭を抜いたペニントンに首相撲ヒザ。一転、ダブルレッグテイクダウン!

 ペニントンの立ち際にスタンドバックから背中に飛び乗ると引き込み、脇下からパンチ。ペニントンも背後のシウバにパンチする。

 2R、先に右ローで前に出るペニントン。しかし右で差して押し込むシウバがヒザ蹴り。体を入れ替えたペニントンが左右の連打も、シウバは首相撲ヒザ。さらに押し込み右ボディ。

 突き放したペニントンはワンツーをヒット! 下がるシウバにワンツーから左で差して前に。ここの組みて争いでスタンドバックを譲ったペニントン。背中に飛び乗り4の字ロックのシウバはリアネイキドチョークをあご上から絞めるが、ペニントンが横に落としてブザー。打撃のペニントン、組みのシウバのラウンド。


 3R、
右ロー、左右で詰めるペニントンにシウバはまたもスタンドのニンジャチョーク狙い。頭を上げて抜くペニントンはシウバの組みを潰してがぶり上になるも、離れる。ワンツーで飛び込むペニントンに、組んで倒せず、ついに自ら引き込んでしまうシウバ。潰して上になるペニントンが、シウバの腕十字狙いも防いでブザー。


 4R、左の蹴りはシウバ。しかし、ペニントンが右で差し返して押し込む。そこに首相撲ヒザで応戦するシウバが体を入れ替え。バックに回り、右足をかけて引き込み。喉下が空いた瞬間にリアネイキドチョークを狙うが、すぐに横を向いてずらして下に落としたペニントンが上に。

 鉄槌に下のシウバは腰切り腕十字も、抜いたペニントンがパウンド。いったん体を離したペニントンにシウバは手首を掴んで三角絞め。察知しているペニントンは外して上からパウンド連打!

 5R、先にワンツーのペニントン。右カーフのシウバはバックフィスト狙い。かわすペニントンは右で差して押し込み、離し際に左右。さらに組んでパス、肩固め! 左手を側頭部に当てて防御するシウバに。体を離したペニントンが上から蹴り。シウバはスタミナ苦しいか。マットに背中をつけたままブザーを聞いた。


 判定は3-0(49-46×2, 49-45)で5R戦の中盤以降を制したペニントンが勝利。ティーシャ・トーレスとキスをかわし、子供を抱いて女子バンタム級のベルトを巻いた。

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