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【ONE】青木真也の「最後の機会」発言に堀口恭司「寂しさもある」、1.28 ノースカット戦は「相性的には多分、悪い」

2024/01/18 21:01
【ONE】青木真也の「最後の機会」発言に堀口恭司「寂しさもある」、1.28 ノースカット戦は「相性的には多分、悪い」

(C)ゴング格闘技

 2024年1月28日(日)に東京・有明アリーナにて開催されるONE Championshipの日本大会『ONE 165: スーパーレック vs. 武尊』(ABEMA PPV ONLINE LIVE配信)で、元UFCのセージ・ノースカット(米国)と対戦する青木真也について、堀口恭司が「結構キツい試合になるんじゃないか」と予想した。

 カード発表記者会見では青木が、「ベストパフォーマンスを世界最高峰の舞台で、世界最高峰の相手にできるのは、今回が最後の機会だと思う」と、第一線を退く可能性を示唆しているが、そのことを知った堀口は、「青木さんも結構、年齢(40歳)行ってますもんね。自分が中学くらいの頃からHERO'SとかDRAEMとか出てたんで、やっぱり寝技すごいじゃないですか、極めて。すごい選手だなとは思いますね」と、敬意を示した。

「“日本を代表して”っていうのはすごい憧れますよね。だから、……寂しさもあります」と、文字通り第一線で戦って来た青木の存在感を語る。

 2003年のプロデビューから21年目。四十路を迎え、MMA47勝11敗1NCの戦績を持つ青木に対し、27歳のノースカットは、12勝3敗とキャリアの半分にも満たないが13歳若く、強いフィジカルを持つ。

 堀口は、ノースカットについて「粗い選手だなって、結構バンバン振り回す系、ストレート系の打撃を出してくる」とやはり打撃を評価し、その上で「青木選手は結構厳しいのかな」と予想する。

「相性的には多分悪い。寝技に持っていければ、青木選手にチャンスがあるのかな、と思いますけど、ノースカット選手はフィジカルがあるから、そこ(極めに)まで持っていけるかどうか。結構キツい試合になるんじゃないかと思いますね」と分析し、「スタンドの攻防で、ノースカット選手の打撃をどうやって避けるかがキーポイントとなってくる」と注目した。

 現在の日本滞在は、自身がエグゼクティブプロデューサーを務める『TOP BRIGHTS』(1月21日(日)群馬・オープンハウスアリーナ太田)の旗揚げ大会を行うため。

“本物志向”をテーマとする新団体『TOP BRIGHTS』(ABEMA同配信)を立ち上げた堀口は、今回のONE日本大会についても「自分が見に行けるなら、興行をどうやって打ってるんだろう? と勉強に行きたいし、動きとかも見たい。もちろん選手目線でもどういう動きをするのか見たい」と、視察を希望する。

 さらに、現役として最終章に入る青木の今後の動向もついても「ABEMAさんとかで番組を持ったりして、若手を教えてしごくんじゃないですか?(笑)試合はちょこちょこやるのかもしれないけど、そっち(若手指導)の方が見えますよね」と予想。

 また、『ONE 165』に出場する日本人選手に向けて、「海外に出ると、日本人選手は負けてばかりなので、『日本人も強いんだぞ』っていうのを見せて欲しいなと思っています。ぜひ勝って帰ってきてください!」とエールを送っている。

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