(C)RIZIN FF
2023年12月31日『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)のオープニングセレモニー前の第4試合、RIZINフェザー級(66kg)で、現・PANCRASEフェザー級王者・新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が、元DEEP同級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と、対戦。
新居が弥益の右カーフキックを被弾しながら、その連打に得意の右オーバーハンドをヒット。弥益が後方に大の字に倒れたところにパウンドでレフェリーが間に入った。
2R KO勝ちの新居は5連勝。弥益は11月の平本蓮戦の判定負け以来、1年1カ月ぶりの再起戦を勝利で飾ることができなかった。
試合後、新居は「“門番”のドミネーター選手に勝てたので、フェザー級の上層部をどんどん食ってRIZINフェザー級のベルトを目指す」と語り、連敗の弥益は「歳を重ねると辞める理由ばかりが増えていきますが、続けたいと思えるただ一つの理由が中々消えてくれないので、無様でも可能な限り続けていきたいと今は考えています」と記している。
新居すぐる「RIZINフェザー級のベルトを目指す」
──試合後の率直な感想を。
「夢の舞台に出るだけじゃなくてしっかりフィニッシュで勝てることができて嬉しいです」
──弥益選手と実際に対戦してイメージと違うところはありましたか。
「意外にそんなに来ないなと思ったので、僕の攻撃を嫌がって圧がかかってるのかなと思ったのですが、そこまで予想外のことはなかったですね」
──右手が痛々しい状態です。ご自身の攻撃で痛めたのですか。
「1R終わった時点でちょっと痛いなと思って最後殴ったときに痛いと思って、どんどん痛くなっていきました」
──フィニッシュはカーフキックに右のカウンター?
「そうです、右パンチです」
──右手の負傷はまだ細かい検査は?
「細かいのはしていなくて、多分折れていると言われたのですが、手の甲ですかね」
──しばらく年明けの序盤は練習できなそうでしょうか。
「そうですね、怪我でもしないとまたすぐ練習しないといけないのでちょうどよかったです(笑)」
──RIZINフェザー級上位戦線で戦いたい選手はいますか。
「北海道大会も今回もKOだったけど、僕は寝技に自信があるんですよ、クレベル選手を極める自信があるので。どれだけ強いのか試したい、僕の寝技がどこまで通じるか、僕は本当に誰でも取れると思っているから、クレベル選手にもそれが通じるかを試してみたいのはあります」
──クレベルvs.斎藤の展開予想や希望する結末はありますか?
「僕も一緒で、一発ある選手はクレベル選手だから、オールラウンダーの斎藤選手を上手く試合展開を作られないようにバチっと極めるんじゃないかと思います。そういうカッコイイ勝ち方をしている選手に僕もカッコイイ勝ち方がしたいんで(戦いたい)、っていうのはあります」
──試合を終えたばかりですが、今後の目標や展望があれば教えてください。
「ドミネーター選手が僕はひとつの“門番”だと思っていたので、そこを勝てたのでフェザー級の上層部をどんどん食って、食い込んで、RIZINフェザー級のベルトを目指して頑張っていきたいです」
──今回ドミネーター選手と対照的なライフスタイルの比較で注目されました。週6回飲む生活は続けますか。
「今日も、先週、大晦日の夜のクラブ予約していて取ってあるんですけど、ドクターに『お酒飲んじゃダメ』と言われているので、ノンアルコールでクラブでカウントダウンしてきます」
──いつから飲めるのでしょうか。
「2日後にはいいと言われています」