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【DEEP】風我が判定勝ち、原虎徹が1R TKO勝ち、JTT倉本が16秒勝利、アマ修&FKTダブル優勝の中務太陽が諏訪部に競り勝つ。TATSUMIが梶本に一本勝ち=DEEP TOKYO 7th 詳報追加

2023/12/13 15:12

▼DEEP バンタム級 5分2R
×諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)61.45kg
[判定0-3] ※18-20, 19-19マスト中務×2

〇中務太陽(BLOWS)61.10kg

諏訪部「会場を“世にも奇妙な”空間にして圧倒して勝ちたいと思います」

中務
「ベテラン選手をしっかり倒していきたいと思います」

 元ZSTの諏訪部は、NEXUSでのファビオ・ハラダ戦のスプリット判定負けからDEEPで3勝1敗。望月風我と照屋清太郎をリアネイキドチョークで極めると、2023年5月に山本有人に判定負け。9月の前戦ではボンサイ柔術の内山拓真をボディロックテイクダウン。パスからマウント&パウンドで1R TKO勝ちしている。

 BLOWSの中務は、全日本アマチュア修斗フェザー級と、DEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級優勝のアマチュアメジャーの2冠を獲得。5月のDEEPで鷹辰を1R 腕十字に極めると、7月の大阪大会でバンタム級に下げて、上田祐樹に判定勝ちでプロ2連勝中。

 1R、サウスポー構えの中務は左ストレートを突く。さらに右アッパーから左ストレート。右前手のジャブを突く。ワンツーを振って組む諏訪部。さらに右フックをガード上に当てて離れる。

 左ストレート、右カーフの中務。足を上げてチェックする諏訪部。ワンツーの左をかい潜ってダブルレッグへ。切る中務をドライブして金網に押し込む諏訪部。右で差して左足を手繰るが、突き放した中務はすぐに左右をコンパクトに詰める。

 打ち返す諏訪部にさらに左テンカオ! 下がり回る諏訪部に右カーフを当ててバランスを崩す。ジャブのようにシャープに左ストレートを打つ中務は、諏訪部のシングルレッグに横三角絞めを仕掛けて鉄槌連打! 外して立ち上がると、左ストレートから左ミドルハイ! ブロッキングの諏訪部の左の打ち返しをかわしてスイッチしての右オーバーハンドも。

 圧力をかけて右アッパーを打ち込む中務。さらに左ハイ。ブロックする諏訪部との右の打ち合いから右ジャブのダブル。そこに諏訪部も右フックを返す。中務は左フックから左ハイと左の攻撃。頭をずらす諏訪部も右を打ち込み右ミドル。左ミドルハイをブロック上に返す中務。ガードを上げて左右で前に出ると、諏訪部のダブルレッグに跳びヒザ! もらいながらも諏訪部が組んでゴング。

 2R、軸を崩さず戻しの速い打撃を打つ中務。高いガードのなか、諏訪部は圧力をかけてダブルレッグへ。尻下でクラッチして持ち上げるとテイクダウン! 金網まで這う中務は上体を金網に立て座り、腰に足を当てて蹴り上げて突き放して立ち上がりに成功! なおも圧力をかけてダブルレッグに入る諏訪部。左で差して中務の右足を両足で挟むと、中務は右で小手巻き。アゴ下に頭をつけて右のパンチをこつこつ打ち込む諏訪部。

 右足を抜き両足を立てると左を差して正対、ヒザ。そこに組みに行く諏訪部にケージを背負わせて左右ラッシュの中務。ここで諏訪部も右フックを返すとさらに右オーバーハンドフックをヒット! もらった中務が一後退。そこにダブルレッグに入る諏訪部。

 差し上げる中務に両脇差す諏訪部。かんぬきの中務にバックを狙う諏訪部だが、正対し、右ヒザを腹に突く中務は、ローシングルに移行した諏訪部を切り、後ろを向いて足を抜く。左ジャブを当てる諏訪部。中務は、カーフからヒザ蹴り。嫌ったか諏訪部の遠間からの組みを切ると仰向けになった諏訪部に鉄槌、腕十字へ。

 すぐにヒジを抜く諏訪部。互いに足関節のなかストレートフットロックは諏訪部。足を抜く中務にシングルレッグに入ると、横三角狙いで抱えた中務の足をかつぎパス! インバーテッドになる中務に上から鉄槌を狙ってゴング。

 判定は3-0も2者がマストという接戦のなか、打撃を当てた中務がベテラン諏訪部に勝利。プロデビューから3戦全勝とした。

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