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【RIZIN】平本蓮が朝倉未来への想いを独白「本当にシンパシーを感じた。本当に感動して」「勇気をもらっていた」「絶対に朝倉未来と試合したい」

2023/12/11 00:12
【RIZIN】平本蓮が朝倉未来への想いを独白「本当にシンパシーを感じた。本当に感動して」「勇気をもらっていた」「絶対に朝倉未来と試合したい」

朝倉未来への想いを独白した平本

 2023年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』の対戦カード発表記者会見が、10日(日)都内にて行われた。


 RIZIN MMAルール66.0kg契約5分3RでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)との対戦が決まった平本蓮(剛毅會)は、YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)や冨澤大智(フリー)、対戦相手のYA-MANのコメントに口を挟んで中断させた後、約4分間にわたって独白した。

「皆さん、お久しぶりです。今日は本音を皆さんに語ろうかと思って、語らせてもらうんですけれど。僕は20歳の時にK-1にいて、その時に将来が凄く不安で。いつ崩壊するかも分からない状況で、孤独もあったし、凄い怖かったんですよ。それでK-1を抜けて、自分で世界へ向けて格闘技でもっと盛り上げるものをやっていきたいなって思った時に、本当にそのタイミングで朝倉未来が現れて。本当にシンパシーを感じたと言うか、本当に感動して。こんな面白い選手を待っていたというか。


 自分が考えた結果、どうやって盛り上げて行けばいいかって考えた時に、とにかく俺は噛みついて喧嘩打って、盛り上げてやろうって。最初は本当にバカにされまくったし、いろいろ言われたっすけれど、本当に朝倉未来がいたからRIZINでMMAやろうって。こんなに早くやるつもりじゃなかったので。キックボクシングでどうにかしようって思っていた時に朝倉未来が現れて。変な話、あいつのおかげでMMAを始めたみたいなもんなんですよ。

 自分で話題を作っていってドミネーター選手に勝利したり、もう少しで勝利がつかめるかもってところで斎藤選手にスプリットで負けてしまったりして。なんでこう自分で積み上げてきたものを、どれだけやってもなんでこんなに逃してしまうんだろうって今年の夏は腐っていたというか。うつ病みたいにね。今は笑い話ですけれど本当に元気なくて。そんな時にあいつがケラモフとやったりとか試合をしている姿を見て、僕的に凄く、表現の仕方はいろいろあるんですけれど勇気をもらっていた部分があって。


 年末に向けて僕が腐っていた状態で社長に呼んでもらって相談受けた時に、どこまでいってもいろいろ悩んだり、よく分からないですけれど、とにかく自分で話題性をつかんで試合をしないとってことが葛藤になりすぎて、1回こういうのを始めたらプロ意識として貫いていかないといけないのかとか、悪口キャラをやめたら喰っていけなくなるんじゃないかとか、そういう不安もあったんですけれど、でも関係ないなと思って。

 そんな中、キックルールだったとしても(朝倉未来が)YA-MANにああいう結果になってしまって自分の中で悲しくなってしまったと言うか。でも本当に多分こんなふうに盛り上がってきたのは朝倉未来のおかげだなって本当に思うので。だから煽り合いももういいなって思ったので、これからは自由に戦って行こうと思います。


 で、絶対に朝倉未来と試合したいです。だからこの試合絶対に勝たないといけないので。YA-MANがどうのじゃなくて本当にここ勝って…朝倉未来の敵討ちとかじゃないです。ここで勝って、来年おのずとあいつとの試合が見えてくると思うので。YA-MANも強いと思うし、厳しい試合にあるかもしれないですけれど、絶対に俺の方が覚悟の違いがあるので絶対に勝ちます。応援お願いします」と、YA-MANに勝ってMMAを始めるきっかけとなった朝倉未来との対戦を実現させたいと語った。

 今回対戦するYA-MANは「お前、本当にリングでやれてよかったな。お前、本当に街中で会ったらぶっ飛ばそうと思っていたからな」と、平本に対して怒りの表情で語った。

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