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【UFC】ツァルキヤンがダリウシュを64秒KO「マカチェフをKOして見せる!」、緊急参戦ターナーがグリーンをTKO、バンタム級転向のフィゲイレードがフォントに完勝! ブレイディがウェルター級復帰ガステラムをキムラで極める、熱闘グイダはシウバに敗れる

2023/12/03 10:12

【メインカード】

▼バンタム級 5分3R
〇デイブソン・フィゲイレード(ブラジル)22勝3敗(UFC11勝3敗)135lbs/61.24kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ロブ・フォント(米国)20勝8敗(UFC10勝7敗)135lbs/61.24kg

 前フライ級王者フィゲイレードは、ブランドン・モレノと4回連続タイトルマッチで対戦し、1勝2敗1分。バンタム級転向を表明していた。フライ級2位。

 バンタム級8位のフォントは、セルジオ・ペティス、リッキー・シモン、マルロン・モラエス、 コーディ・ガーブラントを下し、4連勝でトップ5入りを果たしたが、その後、ジョゼ・アルドとマルロン・ヴェラに判定負け。エイドリアン・ヤネスを1R TKOに下して再起を果たすも、2023年8月の前戦でコーリー・サンドヘイゲンのテイクダウンに判定負けしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるのはフォント。ワンツーでフィゲイレードに金網を背にさせる。フィゲイレードはニータップでテイクダウンも、すぐに立ち上がるフォント。ワンツーは左回りでかわすフィゲイレードはそこに左を返して、シングルレッグテイクダウン。ここも立ち上がるフォントが前に。

 フォントの左ジャブから長い右をかわしたフィゲイレード。スタンドバックについて崩そうとしたフォントを突き放す。左をガードに届かせるフィゲイレードは、左ジャブの刺し合いを効かせて前に! 右ボディも突いて組みも、フォントは差し返す。先に左を当てるフィゲイレード。再び左ジャブにフォントの身体が止まる。

 2R、右で差してケージに押し込むフィゲイレードだが、左ヒザがローブローとなり中断。再開。上体を立てて立ち会うフィゲイレード。ガードを上げて近づくフォントに右アッパーを突き上げるフィゲイレードはシングルレッグ。切るフォント。踏み込んでのを当てるフィゲイレードに、フォントはワンツースリーの連打も、ステップバックで回るフィゲイレードは、シングルレッグテイクダウン。フォントの立ち上がりに組みには固執せず。

 スタンド。前に出るフォントに右アッパーのフィゲイレード。フォントは左ジャブを突くと右カーフ。組みを混ぜて戦うフィゲイレードは、ワンツーの打ち下ろし、さらに右ハイをガード上に当ててフォントを下がらせてホーン。

 3R、一転組みに来たフォントに小手に巻いて突き放すフィゲイレード。歩きながらスイッチするフィゲイレードは、下がりながら左ジャブ。右ボディから左に繋ぐフォントにステップするフィゲイレードは左! 効かされ後退するフォントを狙いすまして打つフィゲイレード。フォントはワンツーの右を届かせて押し戻すとヒジも突くが、「来い」と招いたフィゲイレードは巧みにシングルレッグテイクダウンからすぐさまマウント! パウンド。フォントのブリッジを潰してヒジ! 片足を戻すが、両脇を差してパスしたフィゲイレードはサイドポジションから離れて打撃を打ち込みホーン。

 判定はフルマークの3-0(30-27×3)でフィゲイレードが完勝。テイクダウンを混ぜてフォントに付け入る隙を与えなかった前フライ級王者は「正直に言えば、もっと打撃戦をしたかったよ」と笑顔で語った。

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