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【修斗】12月2日(土)豊洲PIT・夜大会フライ級で内藤頌貴vs.石井逸人、マモル引退エキシ。昼大会・女子公式戦『COLORS』にPANCRASEから現王者・ソルト、元王者・KARENが参戦、ロンドン五輪柔道代表の緒方亜香里がグラップリング戦出場

2023/11/28 18:11
 2023年12月2日(土)東京・豊洲PITで開催されるプロ修斗公式戦の昼夜興行の追加カードが正式発表された。  夜大会『MOBSTYLES presents プロフェッショナル修斗2023 Vol.8 “FIGHT&MOSH”』では、既報通り、SASUKE vs. 田中半蔵の「修斗世界フェザー級チャンピオンシップ」(5分5R)をはじめ、岡見勇信の参戦(vs.キム・ジェヨン)、リオン武vs.内藤太尊、猿丸ジュンジvs.安芸柊斗など、MOBSTYLESサポート選手同士の対戦も決定している。 ▼フライ級 5分3R内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)※前環太平洋バンタム級王者  さらに、出場がアナウンスされていたMOBSTYLESファイターの内藤頌貴(パラエストラ松戸)の対戦相手が、石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)に決定。  石井は2023年のベストバウト賞も獲得しており、勝っても負けても激しい試合内容で観客のみならず関係者からも評価が高く、前回は対戦相手の堀内佑馬が計量失格で直前で試合が流れてしまったが、フライ級転向第一戦に注目が集まっている。  そこで更に話題となったのが新井丈の修斗初2階級同時制覇だ。先の後楽園ホール大会でストロー級と併せてフライ級王座も獲得。歴史を動かし、ルールを変えてまで成し遂げた偉業だが、この2人も黙って見ているわけにはいかないだろう。この両者が戦えば激しい試合になることは間違いない。生き残るのは内藤か、それとも石井か。 ▼マモル引退エキシビションマッチマモル漆谷康宏&清水清隆& X(後日発表)  そして、修斗初の2階級制覇をはじめ国内外4つのタイトルホルダーとして一時代を築いた“レジェンド”、MOBSTYLESサポート選手第1号のマモルの引退セレモニーが決定した。  しかし、すんなりと最後を迎えられるはずもなく、引退エキシビションマッチを行うことに。選ばれた対戦相手は因縁浅からぬ漆谷康宏と清水清隆の2人。漆谷はマモル、BJと共にバンタム級BIG3と呼ばれたレジェンドの一人。両者は2度戦って1勝1敗。2007年に行われた一戦から16年の時を経て、今回最後の決着をつける事となった。  マモルのもう一人の対戦相手・清水清隆は2009年に行われた『修斗vs.パンクラス対抗戦』で対戦。清水が果敢にテイクダウンを仕掛けるも試合巧者のマモルに阻まれ惜敗。この一戦後、清水はキング・オブ・パンクラシストとなり更に飛躍する事となった。  修斗の引退エキシビションマッチは激しい事でも知られている。「引退前に一発殴らせろ」とでも言わんばかりのこのマッチアップ。さらにもう一人、マモルの引退に華を添えるべく対戦に名乗りをあげているとの情報も……。  これで見納めとなる“修斗のカンムリワシ”マモルの引退セレモニー&エキシビションマッチ。当日はどんな展開になるのか? 果たして「X」とは誰なのか? マモルの最後を見届ける機会だ。 ▼2023年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R青井太一(心技舘)ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)  また、ここに新人王フェザー級準決勝、青井太一(心技舘)vsネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)が決定。青井はNEXUSで3連敗後、修斗で太田慎太郎に判定勝ち。中村修平とドロー。國頭武に一本負けも、10月の前戦で椿馨に判定勝ちしている。  対するデイネッシュは、8月の修斗で健太エスペランサに2R TKO勝ち。青井を下して決勝進出なるか。 [nextpage] PANCRASEからソルト、KAREN、MIYUが参戦。グラップリングで山田海南江、緒方亜香里も出場 「修斗世界女子アトム級チャンピオンシップ」(5分5R)澤田千優(王者・初防衛戦/AACC)vs.中村未来(挑戦者・同級1位/マルスジム)が決定している、昼大会・女子プロ修斗公式戦『COLORS(カラーズ)Vol.2』に、新たに6試合が加わった。 ▼54kg契約 5分2Rソルト(現ストロー級Q.O.P/マルスジム) ホ・ジュギョン(韓国/TEAM J)  注目はなんと言ってもPANCRASEから参戦する3選手。まずは現PANCRASE女王のソルト(マルスジム)が修斗凱旋。  修斗でデビューし、プロ4戦目でPANCRASEに参戦すると、当時の王者だったKAREN(パラエストラ柏)に判定勝ち。タイトルを賭けたダイレクトリマッチも制し、クィーン・オブ・パンクラスを戴冠。その後はRIZINで大島沙緒里に一本負けも、今回の『COLORS』初参戦で再起を図る。  対戦相手のホ・ジュギョン(TEAM J)はプロMMA初参戦。ベースは柔道ながら破壊力抜群の打撃でガンガン前に出てくるファイタータイプ。長いリーチを活かした打撃戦を得意とするソルトとは対照的なスタイル。PANCRASE王者として出場するソルトが、ホーム凱旋でどんな戦いを魅せるか。 ▼52kg契約 5分3RKAREN(第4代ストロー級Q.O.P/パラエストラ柏)パク・ソヨン(韓国/GUNSAN ROADジム)  ソルトと2度に渡る死闘を展開した前PANCRASE女王のKARENも『COLORS』初参戦。プロデビューから破竹の6連勝を飾るなど華々しいレコードを刻んだKARENだったが、体格で勝るソルトの前に連敗を喫した。現在は活動拠点をパラエストラ柏に移し、タイトル奪還に向け日々鍛錬に励んでいる。  対戦相手は『COLORS』のレギュラー外国人選手とも言えるパク・ソヨン(GUNSAN ROADジム)。 黒部三奈に一本負け後、ROAD FCで1勝1敗。8月の前戦で古賀愛蘭に判定負けのソヨンは、日本での試合も今回が3戦目。そろそろ初勝利を掴みたいところだ。 ▼アトム級 5分2R平田彩音(BURST)MIYU(DFC Team LEOS)  また同じくPANCRASEから初参戦となる脅威の16歳・MIYU(DFCプロモーション)が、2022年全日本アマチュア修斗王者・平田絢音(BURST)と対戦する注目のアトム級戦が決定。平田は8月のTORAOで 檜山美樹子に判定勝ち。MIYUは7月の沙弥子戦の一本負けから再起を図る。 ▼2023年度新人王決定トーナメント決勝 女子アトム級 5分2R(延長1R)川西茉夕(BURST) 天天さくら(総合格闘技ジムBATTLE)  更には、川西茉夕(BURST)vs.天天さくら(総合格闘技ジムBATTLE)による今年度新人王決勝戦。川西は、5月に中村未来に判定負けも8月にキム・ユジョンに判定勝ち。さくらは、玉田育子、渡邊富紀恵を相手に2連敗中で白星を掴みたい。 ▼COLORSグラップリングマッチ 51kg契約 8分1R前澤 智(第6代DEEP JEWELSアトム級王者/リバーサルジム東京スタンドアウト)山田海南江(全日本柔術選手権 茶帯ライトフェザー級優勝/IGLOO)  そして前回同様、組み技系格闘技のトップファイター同士によるグラップリングマッチが決定。開幕戦に続き連続出場する元DEEP王者・前澤智が柔術全日本王者・山田海南江と対戦。山田は「ADCC ASIA & OCEANIA CHAMPIONSHIP 2023」女子55kg級で準優勝になったばかり。ケージグラップリングでどんな動きを披露するか。 ▼COLORSグラップリングマッチ 85kg契約 8分1R緒方亜香里(ロンドンオリンピック柔道78kg級日本代表/AACC)奥谷晴加(藤田柔術)  ロンドンオリンピック柔道78kg級日本代表の緒方亜香里が『COLORS』初参戦。こちらも柔術国際大会でも活躍する奥谷晴加(藤田柔術)と激突する。
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