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2023年12月2日(土)東京・豊洲PITで開催されるプロ修斗公式戦の昼夜興行の追加カードが正式発表された。
夜大会『MOBSTYLES presents プロフェッショナル修斗2023 Vol.8 “FIGHT&MOSH”』では、既報通り、SASUKE vs. 田中半蔵の「修斗世界フェザー級チャンピオンシップ」(5分5R)をはじめ、岡見勇信の参戦(vs.キム・ジェヨン)、リオン武vs.内藤太尊、猿丸ジュンジvs.安芸柊斗など、MOBSTYLESサポート選手同士の対戦も決定している。
▼フライ級 5分3R
内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)
石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)※前環太平洋バンタム級王者
さらに、出場がアナウンスされていたMOBSTYLESファイターの内藤頌貴(パラエストラ松戸)の対戦相手が、石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)に決定。
石井は2023年のベストバウト賞も獲得しており、勝っても負けても激しい試合内容で観客のみならず関係者からも評価が高く、前回は対戦相手の堀内佑馬が計量失格で直前で試合が流れてしまったが、フライ級転向第一戦に注目が集まっている。
そこで更に話題となったのが新井丈の修斗初2階級同時制覇だ。先の後楽園ホール大会でストロー級と併せてフライ級王座も獲得。歴史を動かし、ルールを変えてまで成し遂げた偉業だが、この2人も黙って見ているわけにはいかないだろう。この両者が戦えば激しい試合になることは間違いない。生き残るのは内藤か、それとも石井か。
▼マモル引退エキシビションマッチ
マモル
漆谷康宏&清水清隆& X(後日発表)
そして、修斗初の2階級制覇をはじめ国内外4つのタイトルホルダーとして一時代を築いた“レジェンド”、MOBSTYLESサポート選手第1号のマモルの引退セレモニーが決定した。
しかし、すんなりと最後を迎えられるはずもなく、引退エキシビションマッチを行うことに。選ばれた対戦相手は因縁浅からぬ漆谷康宏と清水清隆の2人。漆谷はマモル、BJと共にバンタム級BIG3と呼ばれたレジェンドの一人。両者は2度戦って1勝1敗。2007年に行われた一戦から16年の時を経て、今回最後の決着をつける事となった。
マモルのもう一人の対戦相手・清水清隆は2009年に行われた『修斗vs.パンクラス対抗戦』で対戦。清水が果敢にテイクダウンを仕掛けるも試合巧者のマモルに阻まれ惜敗。この一戦後、清水はキング・オブ・パンクラシストとなり更に飛躍する事となった。
修斗の引退エキシビションマッチは激しい事でも知られている。「引退前に一発殴らせろ」とでも言わんばかりのこのマッチアップ。さらにもう一人、マモルの引退に華を添えるべく対戦に名乗りをあげているとの情報も……。
これで見納めとなる“修斗のカンムリワシ”マモルの引退セレモニー&エキシビションマッチ。当日はどんな展開になるのか? 果たして「X」とは誰なのか? マモルの最後を見届ける機会だ。
▼2023年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
青井太一(心技舘)
ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)
また、ここに新人王フェザー級準決勝、青井太一(心技舘)vsネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)が決定。青井はNEXUSで3連敗後、修斗で太田慎太郎に判定勝ち。中村修平とドロー。國頭武に一本負けも、10月の前戦で椿馨に判定勝ちしている。
対するデイネッシュは、8月の修斗で健太エスペランサに2R TKO勝ち。青井を下して決勝進出なるか。