キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】吉成名高が“神業”でKO、年内にビッグマッチ予告。永澤サムエル聖光はピンサヤームに苦戦ドロー、瀧澤博人は元WBC&IBFムエタイ世界王者に敗れる

2023/11/26 20:11

▼11試合 メインイベント1 日泰国際戦57.5㎏契約 3分3R
×瀧澤博人(ビクトリージム/WMOインターナショナル フェザー級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇ペットタイランド・モー.ラチャパットスリン(タイ/元WBC&IBFムエタイ世界スーパーフライ級王者) 


 トリプルメインイベント第1試合では、同じく7月大会で勝利し、7連勝となり試合後マイクで「11月に夢の足掛かりになる試合をお願いします」とアピールしたWMOインターナショナル フェザー級王者の瀧澤が、元WBC&IBFムエタイ世界スーパーフライ級王者でTrue4Uスーパーフライ&バンタム級王者の強豪、ペットタイランドと57.5㎏契約で対戦。


 瀧澤は2014年10月に新日本キックボクシング協会日本バンタム級王座に就いたが、2017年5月に3度目の防衛に失敗。2018年9月にはKNOCK OUT参戦も果たしている。2020年8月大会でNJKFフェザー級1位・小田武司にヒジ打ちによるTKO勝ち、11月大会ではジョムラウィーに勝利してWMO王座を獲得した。シンガーソングライターとしてライブ活動もしていることから、“歌うキックボクサー”と呼ばれている。


 1R、身長差がある両者。リーチに優る瀧澤はペットタイランドのローやミドルをかわして右ロー&ミドルを蹴り返していく。ペットタイランドは右ミドルが当たり始めると、徐々にミドルの威力を強めていった。


 2R、右ミドルを蹴って来るペットタイランドに瀧澤は徹底的に右ローを返していく。それまでほとんどパンチを出さなかった瀧澤がいきなり右ストレートを繰り出し、ペットタイランドは後方へフラついた。


 3R、右ミドルをバンバン蹴るペットタイランドに対し、瀧澤は左右ボディ、右ボディを放つ。瀧澤は右ローを蹴っていくが決定打になるまでは至らず、判定2-0でミドルで主導権を握ったペットタイランドが判定2-0で勝利した。

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