MMA
レポート

【BLACK COMBAT】大原樹理がイ・ファンソンを前蹴り&サッカーキックTKOでBLACK COMBATにリベンジ! マルティネスは大流血戦を制す=DEEPが2連勝

2023/11/21 18:11

出血でマットが滑るなか、マルティネスが死闘制す


▼BLACK COMBAT 無差別級 5分3R
〇ロッキー・マルティネス(グアム・Spike 22 / RM Sports)
[判定3-0]
×アズザールガル(モンゴル)

 マルティネスは現DEEPメガトン級王者。2020年9月からUFC参戦も3連敗でリリース。2022年11月にBrawlでヨコヤ・マクレガーに一本勝ちで再起を遂げると、2023年4月に約3年ぶりにRIZIN参戦。スダリオ剛に判定負けを喫した。大原同様に再起戦を韓国で迎える。対するアズは、MMA6勝3敗。Double G FC、ROAD FCにも出場し『Black Combat Champions League』で2連勝中。


 1R、早々に右カーフを連打するアズザーガル。蹴り足を掴み押し込むマルティネスは左で差すとアズザーガルはヒザ蹴り。そこに右縦ヒジ、右ストレートを打ち込むマルティネス。金網から抜けたアズザーガルだが、マルティネスの右を被弾。アズザーガルは器用に後ろ蹴りを腹に突く。

 ジャブの刺し合いから互いに右カーフ。しかしマルティネスは右フックから左フックを効かせて前に! 押し込みクリンチボクシングを連打。金網背にアズザーガルはヒザを突き押し戻し、ワンツーの連打で前に。しかしマルティネスも体を入れ替え押し込み、互いにヒザを突く。ワンツーのアズザーガルに、押し込みクリンチボクシングのマルティネス。

 2R、後ろ蹴りから入るアズザーガルは左右の蹴りで前進。さらに右ミドルにマルティネスはパンチで詰めてシングルレッグへ。

 ここは差し上げたアズザーガルだが金網背に。押し戻すとまたも右カーフの打ち合い。後ろ蹴りのアズザーガルに左ジャブを突いて前に出るマルティネス。アズザーガルはバックフィストも見せるが単発。左右のローをチェックするマルティネス。左ジャブの打ち合い。アズザーガルは左右の蹴りで前進するが、ここでマルティネスはシングルレッグテイクダウン! パウンド。アズザーガルは亀になって立ち上がり、右ロー、踵落としはマルティネスはかわす。

 3Rに、右ローの突き合いから、アズザールガルがワンツーをヒット。金網に詰めて右ミドルも当てるが、追うマルティネスはガードを固めて詰めて右で差して押し込み。右ヒジを突き、首相撲クリンチボクシング。ブレークから、ジャブを当てると、ワンツーの右をヒット! さらにワンツーを当てると、アズザールガルはケージまで後退し、手を金網に手を置きもたれかかる。

 マルティネスは右アッパーからシングルレッグテイクダウン。背中をついたアズザーガルにインサイドからヒジ。マウントを奪い、両手で鉄槌! 背中を見せたアズザーガルをサイドバック、正対したところを再び引き出し寝かせてサイドからヒジ、ヒザ! 額から大流血したアズザーガルの血でマットが滑るなか背中をずらしたアズザーガルの立ち際にマルティネスはサッカーキックもあまりの血に足を滑らせる状況。サッカーキックをもらったアズザーガルも立ち上がるもののダメージからか足を泳がせてゴング。

 判定は3-0で、要所の組みからの打撃でダメージを与えたマルティネスが勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント