キックボクシング
レポート

【BOUT/GRABS祭り】ミネルヴァ王者・撫子が地元で初防衛に成功、大谷真弘はダウンを奪いアウェイで勝利

2023/11/15 18:11

▼第2試合 TETSURO引退セレモニー・エキシビジョンマッチ 2分1R
―TETSURO (GRABS)
[勝敗なし]
―パッカシットWSR (WRS札幌/タイ)


 北海道在住の男子キックボクサーとして史上初のNJKF王者(ウェルター級)となったTETSUROがパッカシット・ウィラサクレックを相手に引退エキシビションを行なった。両者は7年前に一度本戦で拳を交わしており、パッカシットが右ヒジでTKO勝利を収めている。エキシとはいえTETSUROにとっては試合内容で雪辱する絶好のチャンス。そんなTETSUROの背中を押すように、試合開始のゴングが鳴ると観客席からは力強いTETSUROコールも湧き起こった。

 とはいえ、パッカシットもプロ。思い切り攻撃を仕掛け試合内容をシリアスなものにすることでTETSUROの気持ちに応えた。


 エキシ後、マイクを握ったTETSUROは「僕がGRABSに来てから10年ほど経つけど、その頃はいまみたいに選手もたくさんいなかった。世界王者にまでなったTOMONORI会長に教えてもらえれば日本王者になれると信じていたけど、本当にになることができた」としみじみとキャリアを振り返った。

 TETSUROにとっては最高の引退セレモニーになったのではないか。

▼オープニング第4試合 セレクションマッチ 53kg契約 2分2R
○修斗 (GRABS)
[判定2-0]※20-19×2、19-19
×冨田春人 (SEED)

▼オープニング第3試合 セレクションマッチ 58kg契約 2分2R
○伊達(GRABS)
[判定 3-0]※20-19×3
×小泉貴士(CKBC)

▼オープニング第2試合 セレクションマッチ 60kg契約 2分2R
○千葉“クッキー”功揮(GRABS)
[判定2-1]※20-19×2、19-20
×野呂雅大(SEED)

▼オープニング第1試合 セレクションマッチ 68kg契約 2分2R
璃久(GRABS)
[試合中止]
山村享平(チームコンバット小樽)

【写真】プロの部の前に行なわれたアマチュア大会

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント