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2023年12月24日(日)神奈川・横浜武道館にて開催されるPANCRASE30周年記念大会2『PANCRASE 340』のカードが発表され、女子アトム級のトーナメント2試合のカードが決定。会見で出場決定選手が意気込みを語った。
▼PANCRASE初代アトム級(47.6kg以下)女王決定4人トーナメント 5分3R
V.V Mei(フリー)21勝15敗1分
沙弥子(同級2位)7勝2敗
Meiは、玄制流武徳会空手を学び、柔術を経て2007年3月に『スマックガール』でプロデビュー。2010年2月に辻結花を破り、VALKYRIEフェザー級王座に就いた。2015年5月にはトーナメントを制して第3代DEEP JEWELSフェザー級王座(現アトム級)に就き二冠王に。
2016年5月からは『ONE』に参戦し、ONE世界女子アトム級王座を懸けてアンジェラ・リーと2度にわたる激闘を演じた。前戦は2023年4月の『RIZIN』にて浅倉カンナに判定で敗れている。また、シュートボクシングの『Girls S-cup』では2度準優勝を収めた。
Mei「横浜武道館に家族も全員連れてきてください。後悔はさせません」
「V.V Meiです。初代アトム級のベルトを確実に獲れるように、思い切った試合をしたいと思います。よろしくお願いします。
対戦相手の沙弥子選手は、すごくフィジカルが強そうだなという印象です。とにかく初心に戻って、思い切りのいい動きで、判定ではなくて、必ず一本かKOを狙っていけるように、立ちでも寝技でも綺麗なフィニッシュができるように頑張って戦いたいと思います。
(負けたら引退と公言しているが)そうですね。同世代の選手でずっと現役を続ける選手もいて、それはそれで素晴らしいことだと思うんですけれども、私はしっかりと、負けたら引退というプレッシャーをかけながら試合をした方がいいパフォーマンスができるなと思ったので、そういう風に今回は決めて、試合に臨みたいと思いました。
本当に初心に戻って、『もっともっと女子の試合を見てもらいたい』とすごく思っていて、『それを試合で見せなければ(女子の試合は)見てもらえないんだ』っていう気持ちを持って戦っていた時のことをしっかりと思い出しながら、いいものを見せていけたらいいなと思っています。
(今後の練習環境について)SARAMI選手は女子練でずっと日曜日とか一緒だったんですけど、私は寝技とかの方に集中しようと思って、今はもうそこでは一緒に練習はしてないです。対戦相手に対する気遣いというのは出てくるとは思いますけども、それ以外は特には。大きく変わるところはなくっていう感じです。
(決勝戦はどちらの選手とやりたいか?)すごく難しいですね。私は両選手とも対戦経験がありますし、トーナメントっていうのは本当にどうなるか全然分からないので、何とも言えないですけども。でも言えるのは、どちらが上がってきても、前回の戦いとは全く変わってくると思うので、しっかりと準備して、覚悟を決めて臨めるようにしたいと思います。その前にしっかりと自分が勝ち上がらないといけないんですけども。
クリスマスイブは皆さんいろんな付き合いとかあると思うんですけども、ぜひ、今年は、クリスマスパーティーは横浜武道館ということで、家族も皆さん全員連れてきてください。後悔はさせません。応援よろしくお願いします」
沙弥子「最後までしがみついて、判定でも何でも勝つ」
同級2位の沙弥子は、柔道ベース。MMA6連勝後、昨年12月のジェニー・ファン戦で初黒星。7月のPANCRASEでMIYUを相手にトップキープ&パウンドでドミネイト。判定勝ちで復活を遂げている。
「リバーサルジム横浜グランドスラムの沙弥子です。横浜でいつも負けていたので、3度目の正直、横浜でしっかり勝ちたいと思います。よろしくお願いいたします。
Mei選手はアグレッシブで好戦的で、経験豊富な選手という印象を持っています。その選手に、どこまで自分がやってきたことが通用するのか、一本取れるのか。挑戦していける試合になったらいいなと思っています。
目標はやっぱり一本かKOを取りたいんですけれども、最後までしがみついて、判定でも何でも勝てるようにいきたいと思います。団体を背負うという気持ちしかありません。
(今後の練習環境について)私もMei選手と同じで、いつも通りの練習をしっかりしていきたいなっていうのと、あとはもうちょっと体力をいっぱいつけて、気力が無くならないようにしていきたいなと思っています。
(決勝戦はどちらの選手とやりたいか?)SARAMI選手とは普段から交流があるので、できれば試合はしたくない気持ちでいっぱいです。ジェニー選手は、去年負けているのでリベンジしたいとは思っています。
応援してくれている皆さんを絶対に悲しい顔にさせません。しっかり勝ちますので、ぜひクリスマスイブは横浜で応援よろしくお願いいたします」