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【GLADIATOR】ライト級次期挑戦者決定戦・田中有vs.グスタボ、フェザー級で河名マストvs.チハヤフル、復帰の中川皓貴がバットオチルと対戦=12月9日(土)大阪

2023/11/05 23:11
 2023年12月9日(土)大阪・豊中市「176BOX」で開催される『GLADIATOR 024』の追加カードが発表された。 ▼GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦 5分3R田中 有(総合格闘技道場Reliable)グスタボ・ショーマン・ウーリッツァー(BRAZILIAN・THAI) 「ライト級次期挑戦者決定戦」として、田中有(総合格闘技道場Reliable)とグスタボ・ショーマン・ウーリッツァー(BRAZILIAN・THAI)の5分3R戦が決定した。  Reliable神戸からプロ修斗で環太平洋王座挑戦経験のある田中有はGLADIATOR初参戦。修斗で岡野裕城に判定勝ち後、「環太平洋ライト級王座戦」でキャプテン ☆ アフリカに一本負け、2022年12月の前戦ではマックス・ザ・ボディに判定負けしており、GLADIATORで再起に臨む。  ウーリッツァーは、2023年1月に当時の王者キ・ウォンビンに挑戦も2R TKO負け。その後、2023年2月にブラジル『True Time 15』でギロチンチョークによる一本勝ちで再起を遂げている。  GLADIATORライト級王座は、キ・ウォンビンが「Road to UFC」に出場するために王座を返上。暫定王者だった佐々木信治が現在、正規王者となっており、その王座への次期挑戦者決定戦となる。  主催者を通じて田中は、「今回GLADIATOR初参戦という事ですごくワクワクしています! 面白い試合をしてGLADIATORライト級にヤバいやつきたなと思わすような試合をします。対戦相手のグスダボ選手は実績のある良いファイターでパンチが強そうで勢いがよく、寝技もしっかりしていてバランスのいい選手だなと思いますが、僕が圧倒して勝ち次に繋げます。最後にブラジルから来てもらい感謝します。熱い闘いやりましょう! GLADIATORは強い選手や外人選手が沢山増えてきて凄く良い団体だなと思い出場する事を決めました。一人でも多く僕の事を知ってもらい次期挑戦者として名前上がるような試合をします!」とコメント。  対するウーリッツァーは、「このたびチャンスをありがとうございます。しっかり準備をして、相手を倒しに行きます。GLADIATORのベルトは俺のベルトです。残念ながら、GLADIATORのタイトルを争う最初のチャンスを逃してしまいました……。それ以来、毎日、トレーニングセッションで、私は新たなチャンスを待っていました。そして、そのチャンスは田中有に勝てばすぐにやってくる! だから私は彼をとても尊敬していますが、私のベルトを手に入れるためにはできるだけ早く彼を倒す必要があります」とのコメントを寄せている。 [nextpage] 11カ月ぶり復帰の中川皓貴がモンゴルのバットオチルと対戦 ▼GLADIATORフェザー級 5分3R中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)バットオチル・バットサイハン(モンゴル・Shiqen Beelii)  心機一転、GLADIATORに戦場を移すこととなった田中と同じReliable所属の中川も11カ月振りにケージ復帰を果たす。 『GLADIATOR 020』でチョ・ソンビンとのフェザー級王座決定戦に敗れ、脇腹を負傷した中川だが、新王者パン・ジェヒョクの持つベルトを狙い、復活の一歩をバットオチル戦で踏み出す。  復帰戦に向け、中川は「今回の、試合に向けて前の試合から期間が空いてしまって、みんなにも『辞めるん?』とか『辞めたん?』ってめっちゃ聞かれたんですが、男は負けたままじゃ終われないです。きっちりとやり返しに帰ってきました! もう負ける事は出来ないです。応援して頂いている方に悔しい思いはさせません。モンゴルの人は力強そうやなとか、どんな試合するんやろとかめっちゃ考えてたんですが、考えていても一緒やって思って。やる事は一つしか無いので、ただきた相手を倒すだけです。GLADIATORのことを含め、前のタイトル戦で負けてめっちゃ弱気になってた自分がいるんですが、GLADIATORの王座決定トーナメントとか見ていて、やっぱりベルトが欲しくなりました! 海外選手も増えてGLADIATORも櫻井さんのお陰で大っきくなって人気があるんですが、GLADIATORのベルトが1番似合うのは自分や思っているので!」とコメント。  対するバットオチルは、竹中大地と対戦するモンゴルのテムーレン・アルギルマーと同門のShiqen Beelii所属で、プロMMA戦績は2勝1敗ということだが、モンゴルで1度だけ開催されたことがあるIMMAFの大会で優勝し、タイガームエタイに滞在し世界レベルのトレーニングを積んできた。  2023年1月に長谷川賢タレントリレーションズ代表が現地で視察をした際に戦績に関係なく、いの一番に来日候補に挙げたウェルラウンダーだが、当時は時期的に学業に専念せざるを得なく、招聘を諦めたという将来性の高さが買われているファイターだ。モンゴル人のパワーに洗練されたMMAを使いこなすというバットオチルは、「初めての海外での試合なので、この試合は私にとって非常に重要です。 チャンピオンへの第一歩なので全力で戦いたいと思っています」と語っている。 [nextpage] 河名マストとチハヤフルがフェザー級王座に向かい激突 ▼GLADIATORフェザー級 5分3Rチハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)河名マスト(ロータス世田谷)  もう一つのフェザー級戦は、ともに6月の王座決定トーナメント準決勝で惜敗し、9月大会で成長を見せて勝利を手にした河名とチハヤフルが対戦。  前戦でユン・ダウォンを相手にスタンド、組みでも進化を見せて判定勝ちした河名は、「トーナメントで負けて、改めて伸びしろに気づくことができ、それに向き合いながら前戦に臨むことができました。試合するたびに掴めている感覚があるので、今回も新たな自分を見せようと思います。チハヤフル選手は、頑丈で粘り強く戦う選手なので、徹底的に自分のフィールドに引き摺り込んで、心が折れる音を聞くのが楽しみです。自分自身のために勝って、大切な人と喜びを分かち合います!」とコメント。  一方、前戦でハンセン玲雄と対戦し、左ハイを効かせて左右ラッシュで2R TKO勝ちしたチハヤフルは、「前大会でフェザー級トーナメントが一旦終わりました。死闘を勝ち抜いたパン・ジェヒョク新チャンピオンのことは尊敬しています。が、決勝はダギースレンの計量オーバーでいまいち締まらなかったので、もう一丁盛り上げたいと思っていました。  ここに来ての河名マストとの対戦は必然だと思っています。トーナメント参戦の噂を聞いた時から戦いたいと思っていたので、前回互いに生き残り、ようやくその時が来たという思いです。河名マストの印象は、タフなエリートアスリート。レスリング時代とLFAでの試合も含め、世界を知っている選手だと思います。そのような選手に触れるのは初めてなので、非常に楽しみです。  対して僕はエリート要素ゼロの、彼から見れば野良犬みたいな存在でしょう。さっさとUFCに行きたい彼にとっては負けられない相手であることは確かです。しかし、GLADIATORには今後も国内外から新たな実力者が参戦してくるでしょうから、僕もここで負けてはいられない。河名マストを誰の目にも分かる形で倒せば、ベルトにも一気に近づくと思っています。 最後に、彼は純粋に結果を求めるアマチュア競技の延長としてMMAをやっているように見えます。一方で自分にとって試合は単純な競い合いではなく、命を燃やす祭です。対照的な僕ら2人、面白い化学反応が起きると思います。お見逃しなく!!!」と、河名とは立場の差と試合のとらえかたに違いがあることを語っている。  この試合の勝敗が、フェザー級タイトル戦線に大きな影響を及ぼすことは間違いないマッチアップだ。
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