アマチュアで経験を積んでプロデビュー戦を迎える高校生の数島七海
2023年10月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 172』の前日計量&記者会見が、28日(土)都内にて14:00より行われた。
今大会唯一の女子の試合である第1試合ミニフライ級(-49kg)3分3Rで対戦する、宮本芽依(KRAZY BEE)は48.75kg、数島七海(及川道場)は47.95kgで計量をパス。
宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、今年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビューを果たし、RINAから左フックでダウンを奪って勝利を飾った女子ホープ。
数島は2005年9月9日生まれの高校生。Stand up アマチュア全日本選手権大会2022のBクラス女子部-53kg優勝などジュニアで実績をあげ、今回がプロデビュー戦。今大会のセミファイナルでRISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦を行う数島大陸の妹だ。
会見で宮本は「デビュー戦はKO出来なくて判定勝ちでしたが、今回はKOで勝ちたいと思います」とクールな表情でKO宣言。数島は「明日は全力で勝ちに行きます。押忍」と全力ファイトを誓う。
互いの印象を聞かれると、宮本は「若くてイキイキして元気な子」、数島は「身体がゴツくて前に来る力が強い」と評した。
自分のどんなところをファンに見てもらいたいかとの質問には、宮本は「見て欲しいのは私の持ち味のパンチです」とズバリ、ボクシング仕込みのパンチを見て欲しいとする。
この強敵を相手にデビュー戦となる数島は「試合が決まってからレベルアップしてきたので楽しみにしておいてください」と、自分に期待して欲しいとコメントした。