2023年10月21日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.154』は、ダブルメインイベントで2試合続けての王座交代劇、逆転KO、女子トーナメント、皇治のリング登場などで大いに盛り上がった。大会をLIVE配信したABEMAでは、9月大会の倍の視聴者数を記録したという。
そんなKrushのリングを選手たちと一緒に盛り上げたのが、Krushのラウンドガールユニット「Krushガールズ」たちだ。ハロウィンが近いということで、この日はいつものコスチュームではなくコスプレで登場。それも、Krushのイメージに合ったコスプレを各々が考え、イメージを壊さないように工夫してリングパフォーマンスを行った。
キャプテンの“ギャル”犬嶋英沙は「チャイナパンダ」を着用。「テーマは『Krush愛全開! 赤(Krushカラー)しか勝たん!』です。キャプテンとしてKrushの象徴的なカラーである赤だけはブレずに守ろうと決めていました。Krushガールズの衣装といえば赤×ゴールド×黒なので、普段のわたしたちの面影を残しつつハロウィンの仮装が出来ないかと考えあぐねた結果、このコスプレになりました。また、チャイナドレスは2019年のKrush日中戦で中国サイドのラウンドガールとして出演した際に着させて頂いた事があるので、思い入れのある衣装です」と、実は2019年の日本vs.中国もオマージュしているというなかなか深い選択。
竹川由華は「私のコスプレは『キョンシー』です。いろいろ悩んだのですが、可愛らしさとセクシーさが出て、自分らしさが出せるこのキョンシーのコスプレにしました。Krushのイメージカラーである赤色のキョンシーと最後まで悩んだのですが、自分らしさを選びピンクと大好きなブルーの入っているこのキョンシーコスプレにさせていただきました。昨年事務所の先輩でもある芹沢さんがキョンシーコスプレをされていたので私も引き継ぐことができ嬉しく思っております」と、こちらも理由のある衣装だった。
ラウンドでペアを組んでいる冨樫秋穂と北川美麗は、仲良く「黒猫チャイナ」で揃えた。
「2人でたくさん迷いまして、黒で大人っぽくもあり、セクシーになるようにタイトめなデザインの黒猫チャイナを選びました。私自身、初めてのハロウィンコスプレだったのですが、みれいちゃんと2人で黒猫ちゃんできて最高でした!」と、冨樫はこれが初のハロウィンコスプレであったという。
北川は「私たちは甘い系より少しクール系の方が似合うかなと思い、黒猫チャイナにしました! デザインは割とシンプルめでしたが、全体的にタイトで所々レースの生地だったので女性らしさも出せた気がします。去年とはまた違う雰囲気のハロウィンコスプレが出来て楽しかったです!」と、コスチュームのポイントを教えてくれた。
成沢紫音は「ミリタリー風ポリス」で登場。これを選んだのは「かわいい服も着たかったのですが、かっこいい服が私には似合うと思いかっこ良くて少しセクシーなコスプレを選びました! ポリスで選んでいたのですが、かっこいいこの柄に惹かれこれにしました。プラスで網タイツで更にセクシーさを加えてみました。いつものKrush衣装じゃない服装でのラウンドガールは新鮮な気持ちでした」と、かっこよさにセクシーさをさらに加えていた。
そして詩瑶は「ラビット」のコスプレ。「普段かっこいい系モノトーンの衣装が多く、かわいい系やピンクの衣装に挑戦してみたかったからです。初めてのハロウィンコスプレですが、Krush大会で着る機会になってすごく嬉しかったです」と、初めてのハロウィンコスプレは普段着ることが多い衣装とはガラリと変えて違った自分を見せたかったようだ。
殺伐としたリングに華を添えるラウンドガールたち。この日は、さらに華やかさを増したリングパフォーマンスでKrushを盛り上げる一端を担っていた。