※いずれも赤コーナー(上)がK-1選抜、青コーナー(下)が格闘代理戦争選抜
▼第1試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・先鋒戦 K-1 KHAOS NIGHTフェザー級 3分3R・延長1R
秀樹(レンジャージム)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/TEAM武尊)
秀樹(左)vs岡嶋
岡嶋はK-1アマチュアでも実績があり、代理戦争ではスタミナがあってアグレッシブで攻め続けるスタイルで注目された。秀樹は今回2度目の参戦。KRUSHのプレリミナリーファイトで1戦やっている(プロ戦績は2勝2KO1敗)。その試合では本来より重い階級で試合をして前へ出るスタイルでKO勝利している。対抗戦の火付け役にふさわしい組み合わせに。
秀樹「前回もKOで勝っているので今回もKOで勝とうと思っています。特に(K-1を)背負っている気持ちはなくて、ある試合をやるだけです。一発目から負けないようにこっちも勢いづけてやっていこうと思っています。(格闘代理戦争は)あまり見てないです。メインよりも一番盛り上がったという試合をするので頑張ります」
岡嶋「デビュー戦ということで人生で一回しかないのでしっかりKOできるようにします。しっかり勝ってチームの勢いを上げます。一発目ですが全試合終わってみて自分の試合が一番面白かったと言わせます。自信はないですね(笑)。でも始まったら関係ないのでやります。今回1試合目でけっこう緊張するんですが、結局俺が一番強いので倒して勝ちます」
▼第2試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・次鋒戦 K-1 KHAOS NIGHTライト級 3分3R・延長1R
山下和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/芦澤一家)
山下(左)vs稲垣
稲垣は背の高い選手で蹴り技が多彩なファイター。山下はKRUSHとKHAOSで試合をしており(プロ戦績は2勝7敗)、6月に『K-1 KHAOS NIGHT』で行われた「Money in the KHAOS ROYAL」トーナメントでは1回戦突破。気持ちの見える熱い試合を見せた。
山下「とりあえず早くやってパチンコ屋に行きたいです。競馬は凄い負けていますが、パチンコはぼちぼち。次はG1が待っているので楽しみです。(稲垣の試合は)ごめんなさい、これから見ようと思います」
稲垣「僕の格闘技人生はここから始まるのでデビュー戦は負けられないので勝ちを取りに行きます。(相手は)思ったより背が高いと思いました。左の攻撃が強いと思ったので対策しっかりします。家族やスポンサーの支えに感謝の気持ちをもって試合で見せます」
▼第3試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・五将戦 K-1 KHAOS NIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
勇治(ネクサスジム)
此尾昂希(Fighting Kairos/久保ファミリー)
勇治(左)vs此尾
此尾は格闘センスに優れた選手で久保優太も高く評価している。空手がバックボーンでプロボクシングでデビューした経歴もある自力、レベルの高いファイター。勇治は5勝(2KO)3敗の戦績を持ち、TRIBELATEではライト級とスーパー・ライト級王座の二階級制覇を達成している。K-1では今回が2戦目。
勇治「去年12月、負けているので2連敗は出来ないので頑張ります。代理戦争を見ても素晴らしい選手なので、いい試合ができたらと思います。裏で見た時に身長も高くてしかもイケメンなので、ぶっちゃけ一緒に立ちたくなかった(笑)。全ての面において凄い選手ですが、イケメンでは負けたので試合で負けないように頑張ります。前回の試合は冷静に戦えなかったので、今回は冷静に戦って相手のスキを見てそこで倒せればいいかなと思っています」
此尾「デビュー戦なのでいいスタートが切れるように頑張って勝つだけです。プロのキャリアは(勇治の方が)全然はるかに上ですが、自分は小さい頃から空手をやっているので格闘キャリアでは負けていない。60kgの選手なので身体がデカいですね。戦ってみないとパワーは分からないですが、そこはいろいろ想定して試合でパワーを技術で補います。自分のためはもちろん、自分の試合を楽しみにしている人がいっぱいいるので、恥をかくような試合は絶対にできない。インパクトのある試合をして一戦でも早くK-1の舞台に立てるように勝ちます」
▼第4試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・中堅戦 K-1 KHAOS NIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
目黒翔大(優弥道場/ピーターズ)
久保(左)vs目黒
目黒はK-1アマチュアで優勝歴があり、K-1 AWARDSでアマチュアの最優秀選手賞を獲得。格闘代理戦争出演でデビューが伸びたが満を持してのプロデビュー戦となる。久保もK-1アマチュアで実績があってそこからのプロデビュー。KRUSH本戦にも出場経験がありプロ戦績は2勝(1KO)3敗。激闘派で印象に残る試合をする選手で、この試合も激しい試合になりそうだ。
久保「約半年前に試合をして負けて、悔しい思いをして再起戦と言うことで、目指しているところへ行くために絶対に勝ちたい。自分よりも若い子たちが大勢いる中で、目黒選手は一番落ち着きがある、雰囲気がいい。絶対にいい試合になると思います。(同門の)KINGレイナとは最近練習していませんが、これからお互いに次の試合へ向けて練習しようと思っています。レイナからはよくアドバイスされます。自分は奇麗な動きができないタイプなので、基本的なところを直されたりします」
目黒「デビューへ向けてしっかり毎日練習をやれています。自分にしかできない動きでインパクトを残せる試合をします。理想は先生の山本優弥さんや山本直樹さんのような奇麗な動き、お客さんが沸くような動きをしたいです。キャリア差はあると思いますが、そこを感じさせない動きを見せたいです。久保選手はいい雰囲気を持っている選手ですね。代理戦争の経験は普通のアマ選手ではできない経験をさせてもらって、度胸もついたし、いい経験になりました」
▼第5試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・三将戦 K-1 KHAOS NIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/皇治軍団)
提髪(左)vs北村
北村は格闘技キャリアは浅いが格闘代理戦争では気持ちの強いところを見せて印象に残る試合をした。提髪はK-1カレッジ2018 -60kg優勝者。KRUSHでプロデビューし、プロ戦績は1戦1敗。
提髪「コンセプトはK-1vs格闘代理戦争ですけれど、(橋本)実生と(岡嶋)形徒は同じジムなので先輩の山下(和希)さんと4人で絶対に勝ちたいです。(北村の印象は)ギラついているな、と思いました。格下だとは思っていなくて、むしろ自分が格下だと思っているので挑むつもりで行きます。デビュー戦で負けて覚悟ができたので、変わった姿を見せたい」
北村「僕、キャリアは何もないですけれどカレッジで優勝している人と試合できるってことで、楽しみでしょうがない。印象は特にないですけれど、カレッジで優勝しているらしいので強いと思うので負けたくないです。皇治さんの全ての凄さをめっちゃ学びました。アンチがいろいろ言っているけれど、練習も仕事も毎日休まないでやっていて本当に凄いので、それを追い越したいですね。キャリアは本当に何もないので、気持ちと気合いしかない。避け方とかバックステップを練習しているんですが、試合になるとできないので気持ちで殴り合いたいです。まだまだこんなとこじゃ全然モテないので、K-1チャンピオンになって皇治さんを抜きたいと思います」
▼第6試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・副将戦 K-1 KHAOS NIGHTフェザー級 3分3R・延長1R
内田道隆(K-1 GYM横浜infinity)
榊原達也(WSRフェアテックス西川口/木村組)
内田(左)vs榊原
榊原はパンチの当て感やセンスを感じさせる試合を見せ、「他の選手にはないものがある選手だと思うのでその才能をプロのリングでも開花させてほしい」と中村拓己K-1プロデューサーが期待する選手。内田はK-1カレッジ2017 -60kgの優勝者。KHAOSでプロデビューして1勝している。両者ともテクニックのあるファイターなので、レベルの高い試合が期待される。
内田「前回いい試合ができなかったので今回はいい試合ができるようにしたいです。(榊原は)身体が自分より大きいかな。あまり(カレッジの)チャンピオンとのつもりではやっていません。けっこう前のことなので。初戦だと思ってやります。(榊原のKO宣言は)怖いですね。倒されないように頑張ります。KOしてくると言っているので、自分もKOで倒したいと思います」
榊原「今大会は自分がKO勝ちして盛り上げられるように頑張ります。(内田は)真面目そうだなって印象です。(木村“フィリップ”)ミノル君はほぼ全試合KOで勝利していて会場も盛り上げて。自分もミノル君のように全部KO出来るように盛り上げられるように頑張ります。自分はお腹がだらしないので、試合中にポヨポヨしているので良かったら見てください(笑)。 インパクトあるKOで必ず勝ちます。盛り上げます」
▼第7試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・大将戦 K-1 KHAOS NIGHTバンタム級 3分3R・延長1R
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/TEAM武尊)