RWS2026年2月7日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼メインカード第1試合 105ポンド(47.62kg)契約 3分3R〇安部 焰(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界ミニマム級王者)KO 3R ※左ボディブロー×コムマニー(タイ)
安部は現在9戦9勝(5KO)無敗。吉成名高、奥脇竜哉、品川朝陽、吉成士門を擁するエイワスポーツジムの次世代トップファイター。幼少期からムエタイを学び、24年6月の『BOM』でプロデビュー。その後タイでキャリアを重ね、2025年10月のWBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62kg)王座決定戦ではイムサイアムを2RTKOで沈めて世界タイトルを獲得。11月には『RWS』でヌアパヤックを左ボディでKOした。まだ17歳ながらもハイレベルなムエタイテクニックでRWS関係者からの評価も高い。
相手のコムマニーは40勝7敗3分の18歳。安部は前回に続いてインパクト大の勝利を収めることが出来るか。
1R、右ローを蹴っていく安部は右ローからの左ハイ。コムマニーは右ミドルを蹴る。コムマニーの左ミドルには右ボディストレートを合わせに行く安部。左フックからの強い右ミドルを蹴った安部に、コムマニーは前へ出てのワンツー。コムマニーが前蹴りを2発当てると、すぐに安部も前蹴りを2発当て返す。
パンチを当てようと前に出るコムマニーだが、安部は回り込んで距離を詰めさせない。安部が右ロー、ワンツーからの右ロー。オープンスコアは蹴りを多く当てた安部の10-9×3。
2R、1Rよりも前に出てきたコムマニーは左ミドルから右ストレート、安部は下がって距離をとっての右ロー。コムマニーの左ミドルをキャッチするとボディへヒザを突き刺す。離れると左ボディを打ち、前蹴りでもボディを蹴る安部。ジャンプしての打ち下ろしのヒジも繰り出す安部は右ミドルを2発。
前に出てくるコムマニーは左ミドルからパンチを当てようとするが、逆に安部の右をもらう場面が増える。強い右ミドルを蹴り、左ハイも狙い、右ストレートを当てに行く安部。ワンツーにはコムマニーが左縦ヒジを返してくる。前に出る安部がワンツー、右ストレートからの左ボディと攻めた。OPスコアはこのラウンドも安部の10-9×3。
3R、セコンドの中川会長から「絶対に倒せ」との檄が飛ぶ。安部は右ボディストレート、右ローと前に出ていき、コムマニーが前に出てくると右ストレート。左ボディからの右を連打する。コムマニーはヒジを繰り出すが、安部は距離をとって右ロー。右ボディストレート2発から、組んでのヒザ。
コーナーに詰まるコムマニーに右ボディストレート、ワンツー、左ボディ、ヒザを浴びせていく安部。右ヒジも打つ。コーナーで釘付けになるコムマニーへ、安部は右ローを連打しておいての右ストレートから必殺の左ボディブロー一閃。この一発でコムマニーは悶絶。レフェリーは即座にKOを宣する。
安部が左ボディで2連続KO勝ちとなった。
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▼プレリム第1試合 136ポンド(61.68kg)契約3分3R〇エリアス・ガザリ(マレーシア)判定3-0 ※29-27×3×秋田巴琉(キングムエ)
秋田は2009年生まれの16歳。日本のムエタイイベント『スックワンキントーン』のスーパーフェザー級のタイトルを15歳で獲得して周囲を驚かせ、2025年3月にはラジャダムナンスタジアムの『RAJADAMNERN KNOCKOUT』でメインイベントを務めた。10月の『MuayThai Super Fight』ではペットナードゥーンに勝利し、11月に『KNOCK OUT』初参戦を果たしたが初のオープンフィンガーグローブマッチでプンルアンにKO負け。戦績を15勝(4KO)2敗1分とした。長身のサウスポーで長い手足から繰り出される左ミドルキックが武器。
ガザリは31勝9敗2分の戦績。
1R、サウスポーの秋田に対し、左に動くガザリ。秋田は左ミドルハイを蹴っていき、ガザリは左ロー。前に出ていくガザリはパンチを狙うが、秋田は下がってパンチをかわしての左ミドル。
少しずつ距離を詰めるガザリだが、秋田は左ミドルを蹴って回り込んでいく。ガザリの右ミドルはかわす。秋田が距離を保ち、左ミドルを蹴る展開が続いた。オープンスコアは10-9×3で秋田のラウンドに。
2R、一気に前へ出てきたガザリはギアをアップした様子。右の蹴りを出しながらワンツーを当てる。秋田は左へ回り込みながらの左ミドルを蹴るが、今度はガザリが入り込んで右ストレートを打つ。片腕ブロックする秋田だが印象は悪い。ガザリの右ストレートに左縦ヒジ、左ハイを合わせにいく秋田は右ハイも蹴る。
中盤を過ぎるとガザリはペースダウン。右ストレートから右ミドルのガザリ。秋田は左ハイを蹴り、ガザリが近付いてくると左ミドル。OPスコアは10-9×3でガザリがとり、イーブンに。
3R、左ミドルハイと左ミドルを連打する秋田に、ガザリは前へ出て右ストレートを狙う。左ハイをかすめる秋田。前へ出てくるガザリに右手を引っかけてかわす秋田だったが、右ミドルを蹴ろうとしたところでガザリの右ストレートを肩の辺りにもらって押されように後方に倒れ、これが不運にもダウンと判断される。
立ち上がると前へ出る秋田が左ミドル、左前蹴り。秋田が飛びヒザ蹴り気味に前へ出ると右を合わせるガザリ。左ミドルを蹴って下がり、秋田が前に出てくると右ストレートを打つ。
判定3-0でガザリの勝利となった。