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【ONE】43歳・秋山成勲が奮闘も判定負け。復帰戦の松嶋こよみがONE2連勝!平田樹、チャンミンの格闘代理戦争組がフィニッシュ勝利=6.15上海

2019/06/15 18:06
▼ONE Super Seriesムエタイ世界女子アトム級選手権試合 3分5R○スタンプ・フェアテックス(王者/タイ)[判定3-0] ×アルマ・ユニク(挑戦者/豪州)※スタンプが防衛に成功。 【関連記事】立ち技2冠女王スタンプ「ユニクを倒してMMAでも戦いたい」vs 18歳ユニク「最後に勝つのは最もハングリーな人間」 キックボクシングとムエタイ両方の競技でONE女子アトム級王者のベルトを巻く21歳のスタンプ・フェアテックスと、豪州出身の18歳でWBCとIPCCの世界タイトルを保持する若き挑戦者アルマ・ユニクとの対戦。 キックボクシングとムエタイ両方の競技でONE女子アトム級王者のベルトを巻く21歳のスタンプと、豪州出身の18歳でWBCとIPCCの世界タイトルを保持する若き挑戦者との対戦となる。 先に入場したユニクはモンコンを頭につけて、ワンツーヒジ打ちのシャドーで入場するかと思いきや、曲に合わせてヒジ打ちを盛りまぜたスタンプに対抗するダンスを披露。花道を笑顔で両手を広げて走る。 対するスタンプもいつものようにダンスも今回は大人の雰囲気だ。6月14日のSNSでの投稿で髪を編み上げた臨戦態勢ながら「なぜ私は太った」と減量に苦しんでいることを明かしていたスタンプは、リングインの前に若干、表情を強張らせる。 リングでのオープンフィンガーグローブのムエタイ。ムエタイ式に静かな立ち上がり。互いにアップライトの構えでユニクの蹴りにスタンプは受けて蹴り返し、打ち返し。序盤は右ミドルから右ストレートとセオリー通りの動き。その蹴り足を掴んで右ストレートを打つユニク。オーソから下がりながら左ミドルを蹴るスタンプ。パンチ主体のユニクに対し、スタンプはカウンターの蹴り、パンチ、ヒジ・首相撲ヒザと武器の多彩さが強みだ。 試合が動いた3R、スタンプはユニクの蹴りに蹴り返し、さらに右ローに右ストレートを合わせる。右ストレートでスタンプのアゴを上げるユニク。近づき首相撲のユニクにスタンプはヒザを突き上げる。ユニクの右に右を合わせに行くスタンプ。 ユニクの組みをいなして横からヒザを突く。首相撲からヒザはスタンプ! しかしローにユニクは右ストレートを合わせる!縦ヒジで飛び込むユニク。スタンプもヒジで応戦。 4R、組みに行ったスタンプはヒザ。ユニクの左をかわして右ストレートを入れる。さらにいきなりの左。しかしユニクは右を強振しコーナーに詰める。カウンターのスタンプ。前へ詰めるユニクにスタンプもヒジ! 組んでのヒザも先はユニク、しかし、スタンプも右を返す。スタンプに疲労の色が濃い。 5R、左ジャブで圧力かけるユニク。スタンプの右ミドルを掴んで右ストレートを打つが注意を受ける。左から右を振るユニク。スタンプもワンツーから右ミドルまで繋ぐ。肩で息するスタンプだが、ユニクの右に4連打を返す。ガードも下がるスタンプ。一気に前に出るユニクにクリンチはスタンプ。 互いに顔を腫らしたスタンプとユニク。前に出続けたユニク。疲弊し下がりながらも有効打を当てたスタンプ。判定は3-0でスタンプが勝利。安堵の表情を浮かべた。 ▼ウェルター級(※83.9kg)5分3R×秋山成勲(日本)[判定0-3]○アギラン・タニ(マレーシア) 【関連記事】秋山成勲インタビュー「『本当にあいつ43歳なのか?』っていう動きが出来たら」 6月15日(土・現地時間)、中国・上海の宝山(バオシェン)アリーナ大会で、元UFCファイターの秋山成勲がONEデビュー戦に臨む。 アジア大会で金メダルを獲得するなど柔道で活躍した秋山は、2004年の「Dynamite!!」で総合格闘技転向。HERO'S、DREAMに参戦後、2009年からUFCと契約し3度のファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得するなど激闘を繰り広げたが、UFC戦績は2勝5敗。2018年年末にUFCを離れ、今回のONE出場となった。 2015年11月のUFC以来、3年7カ月ぶりの試合に臨む秋山のONE初陣の相手はMMA8勝3敗、23歳のアギラン・タニ(マレーシア)。2018年12月の前戦ではキャムラン・アバソフに1R TKO負け(※アバソフは5月大会でも岡見勇信にTKO勝利)を喫したが、2018年7月には後のONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムを相手に3Rまで粘り強い戦いを見せている。 43歳にして新たな挑戦に臨む秋山は、20歳若くタイトルマッチ経験者でタフマッチも辞さないタニを相手に実戦感覚を取り戻して戦うことができるか。秋山は「おっさんパワー炸裂させます」と意気込みを語る。上海大会、「Time to Say Goodbye」で入場した秋山。 1R、ともにオーソドックス構え。上半身が大きな秋山。右ローキックに、タニがすぐに組み付きに行くが左で差して払い腰テイクダウンは秋山! 鉄槌一発も抑え込めず。 タニはすぐに立つとダブルレッグへ。コーナー背にテイクダウンを防ぐ秋山。右を振るタニ! パンチに頭が下がりがちになる秋山。 詰めて右アッパーはタニ。さらにボディロックからテイクダウンも際で上になる秋山。しかしその脇を潜りバックに回るタニ。亀になって秋山は立つ。ハイクラッチのシングルレッグテイクダウンでリフトして倒すのはタニ! すぐに立つ秋山はコーナーまで歩いて立つと正対。しかしそこにタニはヒザ蹴り。金的に入り、左フックももらう。中断。時間いっぱいを使って回復する秋山。再開。 右の高い前蹴りは秋山。タニは右を振ってダブルレッグも切る秋山。回る秋山は右ロー。その打ち終わりに組み付くタニ。左のダブルを振ると尻下でクラッチし、大きく秋山を持ち上げてテイクダウンしたところでゴング。 2R、得意のジャブが出ない秋山。左の蹴りで止めるタニ。バックフィストは秋山もかわすタニ。左フックで飛び込むタニ。さらに左ミドルはタニ。コーナーに詰めてダブルレッグはタニ。秋山はロープ間に出る。 スタンドバックから再開。コントロールされる秋山だがコーナーで立つと左を振る。徐々に圧力をかける秋山は右をかわして左フック! 右アッパー。動きが落ちるタニ。左右を振るとタニも大きな左右。しかしバランスを崩す。見合ってゴング。 3R、左ジャブを出す秋山。コーナーに詰めるとバックスピンキック! タニは左ミドル! 詰める秋山に左ヒザはタニ! さらにワンツー! 詰める秋山は打ち合いに行く。左ミドル、左ストレートはタニ! 秋山も右ミドルを返すとコーナーを出て、右ストレート! タニは右アッパー。タニはダブルレッグから離れ際にパンチを振る。詰める秋山はタニの左をかわして左を入れる。さらに右のバックフィストも。しかし、タニも最後の最後にダブレッグテイクダウンでゴング。 43歳、いまやれることをやりきった秋山。判定3-0の勝者コールにタニは歓喜。その表情が23歳のマレーシアの新鋭の苦戦を物語っていた。 ▼キックボクシング・バンタム級 3分3R○ジャン・チェンロン(中国)[1R 1分54秒 KO]×テイラー・ハードキャッスル(豪州) リングでのオープンフィンガーグローブでのキック戦。ともにサウスポー構え。コーナーに詰めたチェンロンが、ハードキャッスルの左前蹴りの打ち終わりに、右ストレートアッパーでKO。地元で見事、勝利した。 ▼ムエタイ・バンタム級 3分3R○ハン・ズーハオ(中国)[2R 2分36秒 KO]×アンドリュー・ミラー(英国) リングでのオープンフィンガーグローブのムエタイ。四つからヒザ蹴りはミラー。しかし、ズーハオはオーソドックス構えから左のスーパーマンパンチでダウンを奪う。コーナーに詰まりながら左ミドルを返すミラーは左縦ヒジも突くが、詰めるズーハオは、コーナーで左ストレートを効かせ右フックでKOした。試合後、ズーハオは、中国のプロバスケッボール選手の劉ウェイから記念の盾を受け取った。 [nextpage] ▼フェザー級(※70.3kg)5分3R○松嶋こよみ(日本)[判定3-0]×クォン・ウォンイル(韓国) 松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)は、待望のONE2戦目。2018年9月の前戦では、ダゲスタンのマラット・ガフロフを左右ローキックを効かせてからの右フックでTKO勝ち。前王者を下した松嶋だが拳を骨折し手術も行っており、満を持して8カ月ぶりのサークルケージに向かう。 MMA10勝3敗の松嶋の相手は7勝1敗、テコンドーベースのクォン・ウォンイル(韓国)。ONEではアンソニー・アンゲレンとエリック・ケリーにKO勝ちし、今成正和にはヒールフックで一本負けしている。 オーソドックス構えで絶えず小刻みに前後にステップするウォンイルは、178センチの長身から繰り出すノーモーションの右ストレートでアンゲレン、ケリーからダウンを奪っている。松嶋はウォンイルの得意の距離に立たず、打撃・組みトータルでウォンイルを上回りたい。 松嶋のセコンドには北岡悟。リングでのMMA。 1R、松嶋、ウォンイル、ともにオーソドックス構え。右ローからダブルレッグテイクダウンは松嶋。2度立つウォンイルに3度目でテイクダウンは松嶋! しかし、頭にヒジをもらう。スタンドでボディロックテイクダウンも立ち上がりが巧みなウォンイル。松嶋の入りに右を狙う。跳びヒザはウォンイル! しかし、ボディロックからテイクダウンは松嶋! サイドになるとウォンイルはブリッジから立つ。 テイクダウンからバックに回る松嶋だが、正対し立つウォンイル。スタンドで詰めて右から左フックはウォンイル! 松嶋はロープに詰まりそうになるが回り、ダブルレッグテイクダウン! ウォンイルはガードの中に入れる。完全にテイクダウン防御は捨て、ノーダメージで立つことに専念する。 2R、右ローから入る松嶋はダブルレッグテイクダウン。尻で立つウォンイルの左手を手繰り、寝かせようとするがウォンイルはコーナーを背に蹴り上げから立ちに。そこにヒザを狙う松嶋。立つウォンイルを中央に回してテイクダウンは松嶋。しかし正対してウォンイルはつかつかと歩いてプレッシャーをかけていく。そこにダブルレッグは松嶋。ニンジェチョークを狙うウォンイルだが、サイドに回る松嶋は首を抜く。 徐々に疲労が見えるウォンイル。松嶋は再三のテイクダウン。背中を着かせるとヒジ狙い。ウォンイルは下から抱き着く。 3R、ニータップから押し込む松嶋だが、コーナー背に立つウォンイルは頭に鉄槌。さらに松嶋は回してテイクダウンする。尻で立つウォンイルに再びダブルレッグテイクダウンもコーナーで立つウォンイル。尻下で組んでリフトしてテイクダウン。亀から立つウォンイルはロープに向かって歩いて立つ。ならばと松嶋はリング中央まで運んでテイクダウン。下のウォンイルはラバーガードから離して蹴り上げでスペースを作り尻まで立つ。背中を見せて立つウォンイルはロープ外に上体を立ててブレーク。松嶋のテイクダウンにニンジャチョークを合わせにいくウォンイルだが、作らせない松嶋が上でゴング。 テイクダウン&コントロールは松嶋だが、決定打は出させなかったウォンイル。しかしウォンイルにもヒザ蹴り、右ストレートも決定打はなく、ロープ間へのエスケープが目立った。判定は…3-0でドミネートした松嶋が支持された。 ▼ムエタイ・バンタム級 3分3R○タリック・ケバベス(モロッコ)[判定3-0]×アンダソン・シウバ(ブラジル) リングでのオープンフィンガーグローブ戦。打ち合いの中で詰めて右フックでダウン奪うケバベス。立つシウバは左ミドル返し、左ボディも。 2R、下がりながらシウバは左ミドル! 詰めるケバベスにさらに左ハイもかすめる。左ボディ突き、左フック狙うシウバ。さらに左ミドル! ケバベスも左右からボディと上下に散らす。一瞬頭押さえヒザ蹴りはシウバ。しかしケバベスも左ボディを当て返す。 3R、距離が空くと左ミドルはシウバ。しかし徹底して詰めるケバベスは左右から右アッパー! シウバも左フックを振るが、詰めるケバベスは声を挙げながら左右振る。ド迫力の打ち合いの判定は、3-0でダウンを奪ったケバベスが勝利した。 ▼ミドル級(※93.0kg)5分3R○ライニア・デリダー(オランダ)[2R 0分57秒 TKO]※がぶりからヒザで口頭タップ×ジルベウト・ガルバォン(ブラジル) 1R、サウスポー構えのデリダーの打撃に両脇差すガルバォンだが、デリダーは突き放す。左の打点の高いヒザ! 右ミドルからシングルレッグ、さらに腰を抱えて後方に崩したデリダー。しかしガルバォンも左で差して立ち上がる。離れたデリダーは右の跳びヒザ! さらにダブルレッグテイクダウン。パウンドに行くもゴング。 2R、ガルバォンの入りにダブレッグテイクダウンはデリダー。立つガルバォンをがぶりダースチョーク狙いから首を固めてヒザ蹴り連打はデリダー! がくりと頭を落としたガルバォンはマットをタップした。 [nextpage] ▼ムエタイ・バンタム級 3分3R○ロートレック P.K.センチャイムエタイジム(タイ)[判定3-0]×リアム・ハリソン(英国) リングでのオープンフィンガーグローブ戦。 1R、ともにオーソドックス構え。右ローから入るハリソン。ロートレックもワンツーから右ローでハリソンをこかせる。左ジャブの刺し合い、右ローの蹴り返しと定石通りの両者。ロートレックは左右から右ローまで繋げる。ハリソンも右ロー2発。 2R、ロートレックの左ローに右ローを3連打するハリソン。しかしロートレックは右フック、左ミドルでダウンを奪う。立つハルソンも右ロー3連打。ロートレックは観客を煽りながら詰めて左ジャブを突く。 3R、右から左アッパーはロートレック! さらに左ジャブ右ロー。しかしハリソンの右ローの連打にロートレックの足が少し止まる。さらにハリソンは跳びあがっての右ヒジでロートレックの眉間から出血させる。判定は3-0でダウンを奪ったロートレックが勝利した。 ▼67.5kg契約 5分3R○チャン・レイ(中国)[判定3-0]×アンソニー・アンゲレン(オランダ) 1R、ともにオーソドックス構えから。右を差して組むチェン。アンゲレンの左足を踏んでから崩しててイクダウン。下のハーフからオーバーフック、あるいは頭を抱えこむのはアンゲレン。チェンは右ヒジを落としつつ、右で枕に巻き、左脇に頭を突っ込み肩固め狙い。外したアンゲレンは右で脇差し立つ。さらにコーナーに押し込み右で差して左ヒジを打つチェン。アンゲレンも右ヒジを打つ。前蹴りで突き放すチェン。 2R、左フックを当てるチェン。ダウンしたアンゲレンが立つとチェンは右で差して押し込んでいく。しかし体を入れ替えるアンゲレンはシングルレッグからダブルレッグへ移行しリフトして中央でテイクダウン! チェンはラバーガード狙いもアンゲレンはパスガード狙い。下から細かいパンチにアンゲレンは鼻血。下からチェンは三角絞めへ。しかし、アンゲレンは頭を抜く。下からチェンの拳が後頭部に当たる。 3R、左前蹴りで牽制するチェン。オーソから左の攻撃、右ローで距離を取る。しかし、左の蹴りがアンゲレンの金的に入る。再開。じりじりと詰めてきたアンゲレンにダブレッグテイクダウンはチェン! サイドから肩固め狙い、ニーオン、ヒジをボディに突く。さらに頭をつけてのパウンドでゴング。判定3-0でチェンが勝利。MMA6勝1敗とした。アンゲレンはONE2連勝から3連敗と負け越しに。 ▼ミドル級(※93.0kg)5分3R〇ファン・ロン(中国)[2R 3分50秒 TKO] ※中腰からのパウンド×シェリフ・モハメド(エジプト) ▼フェザー級(※70.3kg)5分3R〇ニウ・カンカン(中国)[判定3-0]×エリック・ケリー(フィリピン) 1R、ともにオーソドックス構え。右を振り小外でテイクダウンはケリー。しかしカンカンは2度立つ。ロープに押し込まれバック狙うケリーに、カンカンは前に落とすと逆にバックへ。腕十字を狙うが落とされる。詰めるケリーにカンカンはギロチン。頭抜くケリーは、右で差す。そこにダブルレッグを合わせたカンカン。 2R、3R、バックコントロールするカンカンに、ケリーは正対して前に落とすとダブルレッグへ。しかしがぶるカンカンは再三バックコントロール。背後からパウンドし判定勝利。 ▼ライト級(※77.1kg)5分3R〇ユン・チャンミン(韓国)[1R 4分05秒 TKO]※右ストレート×トレッスル・タン(フィリピン) ライト級戦。格闘代理戦争出身、階級を上げたチャンミンは左を入れてダブルレッグテイクダウン。しかしタンも左で差して立ち上がる。右ストレートから詰めて首相撲ヒザはチャンミン。しかしボディロックで詰めるタン。チャンミンは払い腰もすかされるが、頭を下げて詰めるタンにギロチンも狙う。 チャンミンは離れて右アッパー! さらに右スーパーマンパンチ! しかしタンも下がらず左右を振る。右アッパーの連打はチャンミン。下がるタンに右ストレートさらに左から歩いてロープに詰めて右ストレートでKO! [nextpage] ▼女子アトム級(※52.2kg)5分3R〇平田 樹(日本)[1R 2分59秒 アメリカーナ]×アンジェリー・サバナル(フィリピン) ONEデビュー戦となる平田樹(K-Clann)は、異例のキャリアップを遂げた19歳。名門「春日柔道クラブ」で柔道を始め、強豪校「創志学園」で高校総体に出場するなど活躍。高校卒業後、MMAを始め、AbemaTVの「格闘代理戦争3rdシーズン」でパク・ポヒョン、MIO、古瀬美月を破って優勝し、ONEとの契約を果たした。 平田の対戦相手はアンジェリー・サバナル(フィリピン)に決定。MMA1勝1敗ながら、2018年3月にはリカ・イシゲに判定勝ちしている29歳だ。 「格闘代理戦争」とはルールも異なるONEで本格的なプロデビューとなる平田は、「しっかり勝って次の日本大会(10月)出られるように頑張ります!」と意気込みを語っている。 1R、向かい合うとひとまわり背中が大きい平田。オーソドックス構えの平田。サウスポー構えのサバナルの右ローを掴んで右ストレートを突いて圧力をかける。左右のローはサバナル。その打ち終わりに平田はテイクダウン! リング外に出たため、中央で再開。サイド、上四方からアームロック狙いへ。ブリッジしてくるサバナルの頭をまたぐようにして抑えて、アメリカーナ(V1アームロック)で極めてタップを奪った。 ▼フェザー級 5分3R〇フォー・ソー(ミャンマー)[1R 4分17秒 KO] ※右フック×ヴィクトリオ・センダック(インドネシア)
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