ムエタイ
レポート

【RWS】城戸康裕がバッティングで大流血、ブアカーオ戦はノーコンテストに。吉成名高がヒジ打ちで激勝、3階級制覇へ向けて好発進。劣勢を一発で引っ繰り返した石井一成が戦慄の失神KO勝ち、チームジャパンの先鋒・伊藤紗弥が完敗

2023/09/09 21:09

▼スーパーフライ級 ムエタイルール 3分3R(インターバル2分)
〇名高エイワスポーツ(=吉成名高/エイワスポーツジム)
KO 1R 1分22秒 ※右ヒジ打ち
×スーウィチャイ(ラオス)


 名高は2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を獲得、2019年4月にはルンピニーの同級タイトルも獲得し、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者に輝いた。今年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座も獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月12日には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催されたRWSのメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4RKO勝ち、現在23連勝を誇る。


 その名高はラオスのスーウィチャイとスーパーフライ級契約で激突。3階級制覇を目指して階級を上げての第一戦となる。スーウィチャイはオープンフィンガーグローブのムエタイ大会『MXムエエクストリーム』などに出場し、パンチを得意とする選手だという。


 1R、前に出るのはスーウィチャイ。名高は左ローを狙い撃ちにしていく。左ハイ2発、左ボディストレートと攻撃を打ち分ける名高は、右ボディの4連打から左縦ヒジを打ち込んでダウンを奪う。そして、スーウィチャイが立ち上がったところへ飛びヒザ蹴り。両腕ブロックしたスーウィチャイのガードの隙間を突く右ヒジを打ち込み、スーウィチャイはダウン。レフェリーが即座にストップし、名高の圧勝となった。いずれのヒジも相手のガードの隙間を突く攻撃だった。

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