いよいよ「GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント」決勝を戦う、ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)とパン・ジェヒョク(韓国)(C)GLADIATOR
2023年9月30日(土)に豊中市の176BOXで開催される「GLADIATOR023」に、初代ミドル級王者の藤井章太(LEOS MMA/初代GLADIATORミドル級王者)が2年振りの参戦。柔道で韓国全国大会3位に2度なっているという23歳のイ・イサク(Korean Top Team)と対戦する。
▼GLADIATORミドル級 5分3R
藤井章太(LEOS MMA/初代GLADIATORミドル級王者)
イ・イサク(Korean Top Team)
MMA8勝4敗1分、39歳の藤井は、2021年9月の『GLADIATOR 015』で、一慶を左フックでKOして以来、最近では広島勢のセコンドとして会場で見ることが多かったが待望のカムバック戦。
主催者を通じて藤井は、「GLADIATOR023大会で国際戦を組んで頂きありがとうございます! GLADIATORは旧体制の時より出場させて頂いてチャンピオンになり、強い思い入れのある団体です。対戦相手のイ・イサク選手は連勝中で無敗、若くて勢いのある選手だと思います。そしてKorean Top Teamという事で厳しい練習にも耐えてきているはずです。GLADIATORの王者としてベストな戦いが出来るように頑張ります」と意気込み。
対するイ・イサクは23歳、MMA戦績は4勝0敗。柔道で韓国全国大会3位に2度輝く新鋭だ。今回はハ・ドンシンKTT代表の強い推薦を受けて初来日が決定した。
「チャンスを下さったGladiatorの皆さん、誠にありがとうございます。世界一の強者になるために、MMAファイターになりました。対戦相手の藤井選手は、チャンピオンで実績があるベテランの選手です。なので厳しい試合になるかもしれないですが、出来る限りの努力し、試合当日は金網で最高の試合を見せる覚悟です。よろしくお願いいたします」とのコメントを寄せている。
また、今大会に吉田開威(剛柔流空手道 朋武館)、南 友之輔(BRAVE GYM)の2人の空手家がバンタム級に出場。
ルーツを剛柔流にも持つ両選手だが、吉田が硬式空手、フルコン空手で活躍中なのに対し、南は一貫して全空連、KTFルールで活動してきた。
吉田は、2023年の全日本硬式空手道選手権で二連覇を達成するなど、現在も積極的に空手の試合に出ているのに対し、南は在籍中も合わせ全中大会で9連覇の偉業を達成した浪速中から浪速高校、そして近大で空手に打ち込んだ後にBRAVEに入門。MMA一本の競技者生活を送っている。
吉田は、2019年にカザフスタンで開催されたIKKFアジア硬式空手で優勝経験がある一方で、南はカデットで世界王者となり、ドバイで行われたプレミアリーグで2位入賞と世界を舞台に戦ってきた。
吉田はプロ2戦目で空(TOPKING)と、今回がプロデビュー戦となる南は小松祐貴(MMA GYM GROWTH)と対戦する。両者はいかにケージの中で戦うか。
また、既報通り、TRIBE TOKYO MMAからエフェヴィガ雄志、川北晏生がGLADIATOR初参戦。また、スティーブン・ギレスピのケガの回復が遅れたため、6月大会出場が流れていた阿部光太が、GLADIATOR2戦目を森井翼選と対戦する。
これで、オープニングアマチュアMMA・プレリミ・メイン・そしてポストリミの全21試合が決定。タイトルマッチ3試合、3回戦ワンマッチが5試合、グラップリングが1試合、2回戦は11試合と充実のラインナップが出揃った。