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2023年8月27日(日)『ROAD TO UFC(RTU)シーズン2 準決勝』(シンガポール・インドアスタジアム)が開催(U-NEXT配信/UFC Fight Pass)され、ライト級の原口伸(BRAVE GYM)とフライ級の鶴屋怜が決勝に進出した。2023年年末にアジアで行われるという「RTU」決勝で優勝すれば、UFCとの契約を獲得する。
その準決勝でGRACHAN王者の原口は、試合前日に対戦相手の大幅体重超過により、非トーナメント戦に出場予定だったAFC王者パク・ジェヒョン(韓国・6勝1敗・2KO/TKO 2SUB)と急遽、対戦。体格差、リーチでも10cm差があるジェヒョンを相手に、15分にわたるMMAレスリングを挑み、見事、判定3-0(30-27, 29-28×2)で勝利した。そのコントロールタイムは、実に「12分32秒」。
フルラウンドで相手にレスリングでアタックし続け、コントロール&パウンドをやり抜いた原口は、試合後のU-NEXTのインタビューで、「ライト級で海外勢と戦うのは厳しい」という周囲の声に対して、「これが俺なんで。絶対負けません」と言い切り、「“This Tournament is MINE!!!!”(このトーナメントは、僕のものです!)」と、前回の1回戦では、マイクを渡せてもらえなかった、最後の言葉を高らかに宣言した。