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【UFC】「ラハイナとアジアのために戦う」ホロウェイは「さぁ、やろうぜ!」×コリアンゾンビ「このスポーツがハワイが再び立ち上がるためのサポートになる」、中村倫也、風間敏臣、木下憂朔もフェイスオフ

2023/08/26 06:08
 2023年8月26日(土)、シンガポール・カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催される『UFC Fight Night: Holloway vs. Korean Zombie』の前日「公開」計量が25日(金)18時から同地にて行われた。  午前中の本計量で全選手がパスしていた同大会では、中村倫也と風間敏臣がUFCデビュー、木下憂朔が2戦目を迎え、マックス・ホロウェイと“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソンがメインイベントのフェザー級戦などが行われる。  セコンドに佐藤天がつく木下憂朔(キルクリフFC)が170.5ポンド(77.34kg)、対するビリー・ゴフ(米国)が170ポンド(77.11kg)のコールにガッツポーズ。フェイスオフでは、不敵な笑みを浮かべて対峙した。  バンタム級では、風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)が135.5ポンド(61.46kg)、ギャレット・アームフィールド(26=米国)が135ポンド(61.2kg)でパス。  フェイスオフで風間は、アームフィールドから差し出された握手を無視して睨み合い。激高してファイティングポーズを取るアームフィールドに最後は額をぶつけて、分けられた。実は本計量前にアームフィールドから挑発されていたという風間は、公開計量でやり返した形だ。退場時には、セコンドの大沢ケンジ代表に、WEC時代から親交があるショーン・シェルビーから握手を求める場面も見られた。  メインカード入りしたバンタム級の中村倫也(フリー)は135ポンド(61.2kg)、ファーニー・ガルシア(メキシコ)は135.5ポンド(61.46kg)でコール。  練習を見てきた高谷裕之氏とともに檀上に上がった中村は、『UFC LOVES HAWAII』のチャリティTシャツを着たまま体重計に乗ると、刀の鞘を抜く侍ポーズ。フェイスオフ時にTシャツを脱ぎ、ガルシアと握手を交わした。 [nextpage] マックス・ホロウェイ「この試合はラハイナ、そしてアジアの君たちのためだ」  メインイベントでは、多くの韓国人ファンに迎えられたジョン・チャンソンとマックス・ホロウェイがフェイスオフ。右手を高く掲げた“コリアンゾンビ”に対し、ホロウェイはガッツポーズで咆哮。右手で胸を叩いた。  マイクを向けられたチャンソンは、「こうして観客の中にたくさんの韓国人ファンの姿が見えている。シンガポールが韓国に近いから、たくさんのファンが観に来れるという点ですごく嬉しい。とにかくこれは言わせてほしい。  ホロウェイとハワイの人々の身に起きたひどい出来事(※大規模山火事で行方不明者が千人を超える)が、こんなとんでもない悲劇になっていることを知らず、申し訳なく思っている。だけど自分はスポーツが持つ力というものを信じていて、そして、僕はこのスポーツがハワイが再び立ち上がるためのサポートになると信じている」と話すと、場内は大きな歓声に包まれた。  続けて、アナウンサーのブレンダン・フィッツジェラルドから「この1、2週間に起きた大変なことのなかで、明日、試合ができることについての思いを聞かせてださい」と、問われたホロウェイは、一呼吸置いてから、「とても素晴らしい気持ちだ。ここアジアのシンガポールに戻って来られて、そしてアジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。自分たちがやろうとしていること──これから戦おうとすること以上に価値はない。この試合はラハイナ、君たちのためだ、そしてアジアの君たちのためだ、さぁ、やろうぜ」と決意の言葉とともに、「I Love You」のサインをファンに見せた。  大会の模様は、日本時間26日(土)18時にスタート予定のプレリム7試合、21時に始まるメインカード6試合を含む全試合が『UFC FIGHT PASS』および『U-NEXT』でライブ配信される。 [nextpage] 『UFC Fight Night: Holloway vs. Korean Zombie』全選手計量結果と写真 2023年8月26日(土)シンガポール・インドアスタジアム 【メインカード】 ▼フェザー級 5分5Rマックス・ホロウェイ(米国)24勝7敗(UFC20勝7敗)146ポンドジョン・チャンソン(韓国)17勝7敗(UFC7勝4敗)146ポンンド ▼ライトヘビー級マ 5分3Rアンソニー・スミス(米国)36勝18敗(UFC11勝8敗)205.5ライアン・スパン(米国)21勝8敗(UFC7勝3敗)205 ▼フェザー級 5分3Rギガ・チカゼ(ジョージア)14勝3敗(UFC7勝1敗)146アレックス・カサレス(米国)21勝13敗(UFC16勝11敗)145.5 ▼バンタム級 5分3R中村倫也(日本)7勝0敗(UFC1勝0敗)135ファーニー・ガルシア(米国)10勝3敗(UFC0勝2敗)135.5 ▼女子フライ級 5分3Rエリン・ブランチフィールド(米国)11勝1敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝中 125.5タイラ・サントス(ブラジル)19勝2敗(UFC4勝2敗)124.5 ▼ヘビー級 5分3Rジュニア・タファ(豪州)4勝1敗(UFC0勝1敗)255パーカー・ポーター(米国)13勝8敗(UFC4勝3敗)256 【プレリム】 ▼ヘビー級 5分3Rワルド・コルテス・アコスタ(ドミニカ)9勝1敗(UFC2勝1敗)264ルーカス・ブジェスキー(ポーランド)8勝3敗(UFC0勝2敗)243 ▼バンタム級 5分3R風間敏臣(日本)10勝3敗(UFC0勝1敗)135.5ギャレット・アームフィールド(米国)8勝3敗(UFC0勝1敗)135 ▼ミドル級 5分3Rチディ・エンジョクアニ(米国)22勝9敗(UFC2勝2敗)185.5ミハル・オレクシェイチュク(ポーランド)18勝6敗(UFC6勝4敗)186 ▼ウェルター級 5分3Rソン・ケナン(中国)19勝7敗(UFC4勝3敗)170ロランド・ベドーヤ(ペルー)14勝2敗(UFC0勝1敗)170.5 ▼ウェルター級 5分3R木下憂朔(日本)6勝2敗(UFC0勝1敗)170.5ビリー・ゴフ(米国)8勝2敗(UFC0勝0敗)※Bellator2勝 170 ▼女子フライ級 5分3Rリャン・ナ(中国)19勝6敗(UFC0勝2敗)126J.J. アルドリッチ(米国)11勝6敗(UFC7勝5敗)126 ▼フェザー級 5分3Rチェ・スンウ(韓国)10勝6敗(UFC3勝5敗)146ヤルノ・エレンス(フランス)13勝4敗(UFC0勝1敗)145
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