▼第4試合 キャッチウェイト 75.0kg契約 ムエタイ 3分3R
〇リカルド・ブラボ(ウィラサクレック・フェアテックスジム/アルゼンチン)
KO 2R 1分48秒 ※右ストレート
×デンパノム・プラン26(タイ/ルンピニースタジアム認定ミドル級王者)
ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。緑川創と延長戦まで戦って引き分け、2023年2月にはサーシャ・タダヨニをKOしている。5月のRISEは体調不良で不戦敗となったが、7月のNO KICK NO LIFEでKO勝ち。戦績は24勝(19KO)3敗2分。RISEでオープンフィンガーグローブマッチをアピールしたことがあり、本人にとっては待望のOFGマッチとなる。
1R、デンパノムの左ミドルにブラボは右ローを返す。前に出るブラボがジャブから右ストレート、右フックを繰り出すがデンパノムは頭を振ってかわす。ジャブを伸ばすデンパノムにブラボは左ボディ。デンパノムも右ストレートを伸ばし始める。ブラボはワンツーもデンパノムはかわす。両手を伸ばして距離をとるデンパノム。ブラボは右ヒジも繰り出すが、デンパノムの右ロングフックの被弾が目立つ。
2R、前に出るブラボを右ミドルで迎え撃つデンパノム。右ストレートを当てるデンパノムだが、ブラボのパンチは空振りが続く。右ミドルで腕を蹴るデンパノムに、意を決したかブラボは左フックから一気にラッシュを仕掛ける。その左フックがテンプルを捉え、右ストレートをフォローするとデンパノムが強烈なダウン。ブラボが豪快なKO勝ちでONE初陣を飾った。