アレックス・カサレス「息をするように格闘技を続けていく」
──カサレス選手はアジアの試合でいつも呼ばれますね。
「俺は戦士だから呼ばれればいつも戦うが、俺は“ブルース・リロイ”だからな。格闘技は自分の人生で、道でもあるから、そこに目的地はなくて、とにかく自分のやらなければいけない事をやっているだけで、得るものより、とにかくMMAが大好きなんだ。ここにいることに理由なんてなくて特にない」
──メインイベントの2人については?
「MMAをやるのは好きだけど、見るのは全然好きじゃないんだ。だから彼らの試合を見ても何も思わない(笑)。とにかくやるのが好きなんだ。正直、自分の対戦相手の事もあまり気にしていなくて、自分はとてもユニークで、相手が自分に対してどれだけ準備をしてきていも、関係ない」
──格闘技を好きな気持ちをキープできるのは何故?
「自分を表現する一つでもあるから、UFCだからかどうかはあまり気にしていない」
──カサレス選手は自身のゴールをどうとらえていますか。
「今回勝つこと。ゴールというのはまとめていうと、人生ずっとこの競技をやる事。カンフーマスターのように歳をとっても白髪をなびかせてスムーズにエレガントに動けるような。年齢を重ねる事でスキルが増すように、息をするように続けていく。そんな人になる事さ」