宮田Krushプロデューサー(右)からの協力要請に即答した皇治
2023年9月3日(日)大阪・176BOX『NARIAGARI vol.2』の対戦カード発表記者会見が、8月24日(木)都内にて行われた。
「X」となっていたヘビー級キックボクシングルール3分1Rの安藤優介の対戦相手は、K-1とKrushで活躍する山口翔大(TEAM3K)に決定。これは皇治が宮田充Krushプロデューサーへの協力要請によって実現したものだ。
会見の席上、宮田Pは「K-1ファイターをNARIAGARIに出すということで、今まで皇治君とは何度かやりとりしてきましたが、彼はビジネスが上手、駆け引きが上手で翻弄されてきました。ここでK-1から出させてもらうだけでは寂しいし、昨日SNSにて僕に対して協力するぞとのメッセージをいただいたので、彼も自他共に認める日本一集客できるファイターなので、12月9日のK-1大阪大会、ここに皇治選手、何らかの形で上がってもらえたらと思っています」と、皇治に今度はK-1への協力を要請した。
すると皇治は「ぜひ行きますよ」と即答。「僕はK-1があって今がある。K-1があってRIZINにも行けた。K-1が大好きです。12月9日にRIZINファイターとしてK-1ファイターを絞め落としに行くのもいいですね。俺らがいた頃のK-1は最高でしたよ。だから俺が見せに行ってもいいですよね。盛り上げに行こうかなと思っています。RIZINファイターとして。K-1大好きなのでちょっとでも盛り上げられればいいなと思って。榊原さんにも『宮田さんと盛り上げておいで』と言われているので盛り上げられたらいいなと思っています」と、K-1への恩返しも兼ねてリングに上がると約束。
【写真】NARIAGARIvs.K-1 GROUPということで2人のフェイスオフも
これには提案した宮田Pも驚き、「NARIAGARIのファイターを連れてきてもらってチーフセコンドでもいいと思うけれど…ファイトマネーの交渉が…」と、皇治がNARIAGARI軍団を連れてくるというようなイメージだったようで、皇治自らがリングに上がると発言したのは嬉しい誤算だった様子。
皇治は「大晦日はMMAデビューしますからね。勝手に言ってるんですけれど(笑)。今はMMAを本気でやっているので、皇治が実は強いんやというのを見せたい。9月の話もしてるけれど、今年中にはどこかで戦う姿を見せたい。マジでRIZINファイターとして戦うのは面白いと思う。K-1のリングでMMAの試合をするのはいてないじゃないですか。だから面白い。そういうのが出来るかも。少しでもやらせてもらえれば」と、K-1のリングでMMAの試合をやりたいとノリノリだった。
皇治本人はやる気満々だが、ルールをどうするかということと高額と噂されるファイトマネーと2つの問題がありそう。宮田Pが皇治のやる気を受け取って、どのような形にするのか注目されるところだ。