キックボクシング3戦目にして75戦のキャリアを持つワヒィム(右)とISKAインターコンチネンタル暫定王座を争うメイソン
2023年9月16日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』に、出場が発表されていた宇佐美秀メイソン(Battle Box)の対戦相手が決定した。
メイソンはISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦(オリエンタルルール)ウェルター級3分5Rで、ジャマル・ワヒィム(フランス)と対戦する。
8月7日に行われた記者会見会見にて「タイトルマッチをやらせて欲しい。強い相手を用意してください、お願いします」とメイソンが要求。それに対して「調整します。いい相手を考えますよ。何かやります」と答えた宮田充KNOCK OUTプロデューサーが用意したのは、ISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦だった。
【写真】プロフィール写真を見ると三冠王どころではなさそうなワヒィム
対戦相手のワヒィムはフランス・パリ出身、38歳のベテランファイターでプロキャリアは60勝13敗2分。元ISKA世界ウェルター級王者(オリエンタルルール=ヒジ打ちのみ無しのキックボクシング)、元ストライカーズリーグウェルター級王者、元IPCC ヨーロッパ王者(67.5kg)の肩書きを持つ三冠王だ。身長はメイソンよりも2cm低い180cm。
宇佐美は新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会(ジャパンゲーム)3連覇、白蓮会館全関東選手権優勝、覇王キックボクシング大会優勝、月心会グローブ空手道選手権優勝などアマチュアで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてMMAでプロデビュー。
12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビュー戦を行い、いきなりK-1 WORLD MAX初代世界王者アルバート・クラウスに勝利すると、2023年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に初参戦して杉原新也に判定勝ち。キックボクシング3戦目にしてISKA王座獲得に挑む。
25倍のキャリアを持つワヒィムをメイソンが難なくクリアしてプロ初のベルトを巻くのか、それともワヒィムがプロの洗礼を浴びせるのか。