スダリオに勝ったシビサイと負けたチューカスが対戦
▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
ヤノス・チューカス(ハンガリー)
シビサイは、2021年6月の東京ドーム大会で、無敗のスダリオ剛と対戦し、3Rにテイクダウンからバック、リアネイキドチョークで一本勝ち、3連勝を飾った。しかし、大晦日に関根“シュレック”秀樹に2R TKO負けを喫し、連勝ストップ。2022年4月にリハーズ・ビギスをTKOに下し、再起を飾ると、9月にはカルリ・ギブレインを1R リアネイキドチョークで極めて2連勝。しかし、大晦日の巌流島でのジョシュ・バーネット戦では、1R、パウンドでTKO負けを喫している。
シビサイは、「RIZIN関係者の皆様、応援して頂けているファンの皆様いつもお世話になっております。この度1年ぶりにRIZINで試合をします。当日も元気に頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と、2連勝中の“ホーム”RIZINで「元気に頑張る」とした。
対するヤノス・チューカスは、2019年2月にロンドンで開催されたUCMMAでプロデビュー。フィニッシュ率100%という戦績を引っさげて、22年10月大会にRIZIN初参戦。スダリオを投げるも、2Rにカーフを効かされ、最後はグラウンドでの膝蹴りによるTKO負けでRIZIN初陣を白星で飾ることは出来なかった。
チューカスは「初めてRIZINで戦った時、世界最高峰のリングで戦えている事に感動していたら負けてしまいました。2回目の参戦の機会をもらえたので、今回は必ずみんなが喜ぶような試合を約束します。シビサイは寝技が強くて強いカーフキックも打てますが、しっかりと対策をして試合に臨むつもりです。日本のファンは本当に素晴らしくて、このスポーツに対する理解とリスペクトに心の底から感謝します。精一杯試合しますので応援してもらえると嬉しいです」と、2戦目は油断しない、とした。
ともに再起戦で、スダリオ剛から一本勝ちしているシビサイ頌真と、フィニッシュされたチューカス。ヘビー級ならではのド迫力ファイトを制するのは、どちらか。