2023年7月22日に発売された『ゴング格闘技 NO.327』の既報通り、8月12日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』のメインイベントで、ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が初防衛戦を行うことが正式発表された。
名高は7月9日に開催された『Shimizu presents BOM 42』にて、王者ウェウワー・ウォークリンパトゥム(タイ)を判定3-0(49-46、49-48、50-47)で破りラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を奪取。タイ人以外では史上初となるラジャダムナンスタジアム王座の2階級制覇の快挙を達成し、早くも同王座の初防衛戦に臨むことに。
この現地ラジャダムナンスタジアムでの防衛戦は、名高が強く希望し、今回実現に至ったものだという。
対戦相手はサウスポーのルンウィタヤー・ルージャオメーサイトーン(タイ)。『ゴング格闘技 NO.327』に掲載されたインタビューで名高は「攻略が難しい相手でしょうし、ワクワクしています」と話しているが、“司令塔”の中川夏生エイワスポーツジム会長は「名高が得意なタイプ。4R以内にKOします」とKOで防衛すると予告している。
過去日本人でラジャダムナンスタジアムの王者になった選手は9名いるが、防衛に成功したのはわずか2人。現地タイ・ラジャダムナンスタジアムでの王座防衛に成功したのは、2016年10月にスーパーウェルター級王者のT-98が達成した1度のみだ。
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また、8月14日(月)にタイ・ゴンタップアカドンムアンスタジアムで開催される『スック・パランマイ』ではラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉)と、WMCインターコンチネンタルバンタム級王者の士門・エイワスポーツジム(=吉成士門)がプロムエタイ協会のタイトルに挑むことも決定。
竜哉はスーパーチャンプ・ウッティーチョンブリーパッリーシンと対戦。スーパーチャンプはパンチを得意とするファイタータイプ。士門は首相撲を得意とするワッチャラポン・シンマーウィンと対戦する。