MMA
インタビュー

【RIZIN】なぜ朝倉未来はケラモフに敗れたのか? 161秒“必然”の一本勝ちの真実「あのとき朝倉は──」

2023/07/31 20:07

母国アゼルバイジャンでの凱旋試合の相手は──

 首都バクーから車で2時間かかる、アゼルバイジャン北部のカスピ海沿岸の町ハチマスで生まれ育ったケラモフは、「私の実家は金持ちでもなく、田舎のほうで生まれ育って、遊びと言ったら外で喧嘩というか、格闘技の真似っこをする以外、遊ぶ方法がなかったので、毎日のように外に出て友達と遊びのような喧嘩をしていました。それを見た両親が『もうちょっとちゃんとした格闘技をやったほうがいいのでは』とオリオンファイトクラブに入れてくれたんです。そこで自然と格闘技を学ぶようになりました」と、格闘技との出会いを語る。

 散打、サンボを経験し、2012年のプロMMAデビュー戦は、ロシアで現ACAバンタム級王者のオレッグ・ボリソフに判定負けだった。そこから18勝4敗の戦績を積み上げ、日本の“ 路上の伝説”をアウェーで破り、ベルトを巻いた。

 注目は、新王者が今後、誰と戦うか、だ。

 ケラモフは、「組織委員会で何人か候補者をあげてもらい、選べと言われれば選ぶし、言われた人と誰とでも戦う。クレベル(コイケ)でも斎藤(裕)でも、鈴木(千裕)であろうと、言われた人といつでも戦う用意がある」という。

 目指すは長期政権だ。

「このベルトは長く自分のもとにあると信じている。RIZINの中でも自分の66kgは非常に優秀な選手が多い。たとえベルトを獲っても、1日も休まず練習しないとこれは保てないと思うので、肝に銘じていく」

 フェザー級は、このケラモフと前王者クレベルの2強時代に入った。

 王座戦線から一歩後退した朝倉は、試合直後は「今はとにかく今後のことは考えられない状況です」と語っていたが、試合翌日には、自身のSNSで再起を示唆している

「RIZINでも俺が勝てる選手たくさんいるんだけれど、そことやって満足しているようだったら俺は辞めた方がいい。やるならトップを目指さないといけない中で、今回の負けというのは、格闘技に対するモチベーション的にはすぐに試合をしたいって気持ちじゃない」としつつも、「多分、やり返しに行きますよ、やっぱり。ここで軽々しく言えないけれど、ここで終わるわけにはいかないでしょう」(朝倉)

『超RIZIN.2』での衝撃の1R 戴冠劇。フェザー級の新王者の次戦は、ホームでの凱旋試合となる。

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