林RICE陽太が小川道的に決めた跳びヒザ蹴り。(C)GRACHAN
2023年7月23日(日)大阪・176BOXにて『GRACHAN 62』が開催された。メインイベントでは、ライト級で林RICE陽太(パラエストラ森ノ宮)と、1年10カ月ぶり復帰戦の小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)が対戦。林が衝撃の13秒、TKO勝ちを決めた。
▼第9試合 GRACHANライト級 5分2R
〇林 RICE 陽太(パラエストラ森ノ宮)70.1㎏
[1R 0分13秒 KO] ※右跳びヒザ→パウンド
×小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)70.1㎏
ライト級の林RICE陽太(パラエストラ森ノ宮)は、2021年12月に藤村健悟に判定勝ちも、2022年は3連敗。木村俊也、大宮優、ロクク・ダリにいずれも判定負け。しかし、2023年2月の前戦「GRACHAN60」で山下康一朗に判定勝ちで再起を遂げている。
対する小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)は、2020年9月に葛西和希に判定負けも、2020年11月に田中壱季に、2021年7月に太田裕稀にいずれも判定勝ちすると、2021年9月の藤村健悟戦で判定ドロー。MMA11勝7敗2分。今回が1年10カ月ぶりの復帰戦となる。
1R、勢いよく中央に出た小川。オーソの小川は、サウスポー構えの林に右インロー。バックステップでクリーンヒットは避けた林は、踏み込みのフェイントから、左ストレートの飛び込み。そこに右インローを当てて、林のバランスを崩す小川。
バックステップで体勢を立て直した林は、走り込んでの左から右の跳びヒザ蹴り!
それをキャッチしようとしてアゴに受けた小川が後方にもんどりうって倒れると、林は右の鉄槌連打! すぐにレフェリーが間に入った。
試合後、林は「今日までしっかり練習してきて、小川選手も前に出てきてくれたんで、最後にいい試合になったと思います。僕をメインに選んでいただいて、ありがとうございます。応援していただいた皆さん、ありがとうございます。僕を強くするために関わっていただいた、いつもの練習仲間の皆さん、ホンマにありがとうございます。
2023年の林RICE陽太はかなり強いと思うんで、ぜひ、どんどん試合を組んでください。10月(15日)の15周年記念大会、今日ノーダメージでいるんで、今日応援来てくださっている皆さんも来てくれると思うんで、ぜひ試合をさせてください。お願いします! ありがとうございました」と語った。