菅原はアガサゲリドゥ(右)からの贈り物を手にしてニッコリ
2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』の前日計量&記者会見が、16日(日)都内にて13:00より行われた。
第17試合のスーパーファイトK-1女子アトム級3分3R延長1Rで対戦する、K-1 WORLD GP女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は44.9kg、ディミトラ・アガサゲリドゥ(ギリシャ)は44.85kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で菅原は「明日は昨日まで練習したことをしっかり出せるように精一杯頑張りたいと思います」、アガサゲリドゥは「明日は精一杯、今まで頑張ってきたことを出し切りたいと思います」と、共に練習した成果を試合で出したいとの意気込み。
菅原は「まずは日本に来てくれてありがとうございます」とアガサゲリドゥに礼を言うと、「ファイトスタイルはとても私にとって苦手なタイプ。ガンガン前へ出てくるので。そこを克服できるような練習はしてきたので、向かい合った時にいい目をしていたのでいい試合が出来そうだと思いました」との印象を語る。
アガサゲリドゥは「試合のスタイルが私と菅原では全く違うので、準備・研究は十分にしてきたので全力を出したい」と準備は万端だとし、この試合に勝ってタイトルを懸けての再戦に持ち込みたいかと聞かれると「十分に準備してきたのでもちろん勝つつもりです。勝つことがまず先です。ベルトはその次です。KOすることも特に考えていなくて、とにかく勝ちたいです」と、この試合に勝つことしか考えていないとした。
迎え撃つ菅原は「王者になって一戦目ということもあって、これまで以上に気合いと言うか、自分でも周りの人にも認めてもらえる試合をしたいと思っているので、それに向けていつも以上に準備してきました」と、いつも以上に気合いが入っているとする。
「3Rしっかり戦って、自分のやってきたことをしっかり出して最終的に3Rで倒せたらいいかな。早い展開は今回は望んでいないので、今回はやってきたことを出せたらいいので最後の最後に倒せたらいいかなと思っています」と、早く決着をつけるよりも練習の成果を試合時間の中で全部出して、そのうえで倒せることが理想とする試合展開だという。
また、記者会見で登場した時に何度もパンツを引き揚げる仕草をしていたのはなぜかと聞かれると、「押忍、なんか脱げそうで気になっちゃって(笑)」とウエストが緩かったからだと笑う。
それは思っていたよりも減量でウエストが細くなってしまったからなのかとの質問には「減量はいい感じで。昨日も夜ごはんをあまり食べないで、スイカを8分の1くらい食べました(笑)。そうしたらちょうどいい感じになりました。押忍」と、体重自体はちょうどよかったと答えた。