2023年8月4日(金)東京・両国国技館にて田村潔司率いる『GLEAT VER.MEGA』の開催が決定。「GLEAT MMA」部門で2カードが発表された。
▼GLEAT MMAルール 73kg契約 5分3R ※マスト判定井土徹也(GLEAT,60seconds)郷野聡寛(リングス・ジャパン)
23歳の井土徹也は、2021年11月の『BreakingDown 3』で行われた「ミドル級(84kg)ワンデイトーナメントで優勝。2022年3月の『BreakingDown 4』でも84kg契約で啓之輔と対戦し、スプリット判定で勝利した。
しかし、2022年12月の『GLEAT MMA Ver.0』旗揚げ戦では、73kg契約・5分3R戦で、近藤有己の左右のローキックを浴びて判定負けを喫している。
対する郷野は48歳。1994年4月のプロデビューから29年のキャリアを持つレジェンドで修斗、PANCRASE、PRIDE、UFC、戦極、DEEPと国内主要団体のすべてで活躍した。
また、立ち技でも全日本キックヘビー級王者に輝く実力を持ち、SB、英雄伝説にも参戦。2021年4月の前戦では、NKBミドル級(※72.57kg)で、ロッキー壮大こと臼井壮輔に1R TKO負けした。
MMAでは、2019年5月のPANCRASEでの近藤有己戦での判定負け以来、4年3カ月ぶりの試合となる。
今回のGLEAT MMAルールは「73kg契約」(5分3R)戦。果たして25歳若くて、通常体重で10kg重い井土が、減量後もそのポテンシャルを発揮できるか。それともベテランの郷野が、2018年2月の『PANCRASE293』での脇本恭平戦以来、5年半ぶりの白星を掴むか。
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注目の24歳NaoがGLEATの女子プロレスラー福田とキック戦
▼キックボクシングルール 46.5kg契約 3分3R福田茉耶(GLEAT)Nao(AXGYM)
キックルール(3分3R)。
福田は、GLEAT所属の女子プロレスラーで、伝統派空手の剛柔流の世界大会ジュニアの型部門で優勝、組手で2位と3位の実績を持つ。2022年12月の『GLEAT MMA Ver.0』では、菊地美乃里と接戦も、スプリット判定で敗れている。
Naoは3月のNJKFミネルヴァでプロデビューし、Marinaに勝利。6月4日の前戦『NJKF 2023 3rd』では、ミネルヴァアトム級(-46.26kg)で、元ラウンドガールのAZUを左ヒザ蹴りで2R KOに下して2連勝を飾っている。