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【UFC】ストリックランドが失速マゴメドフをTKO、UFC8連勝ドーソンがイスマグロフをドミネート、エクアドルのモラレスがMMA15連勝! 元KSW王者リプスキが連勝、47戦目のUFCデビューのルジボエフが涙のKO勝ち、ファクレトディノフがMMA20連勝!

2023/07/02 12:07

ウェルター級プロスペクト、エクアドルのマイケル・モラレスが無敗の15連勝でUFC3連勝

▼ウェルター級 5分3R
〇マイケル・モラレス(エクアドル)15勝0敗(UFC3勝0敗)
[判定3-0] ※29-28×3
×マックス・グリフィン(米国)19勝10敗(UFC7勝8敗)

 ウェルター級戦。24歳、エクアドルのモラレスはMMA14勝無敗(12KO)。レスリングとムエタイでエクアドル王者で、2022年1月のUFCデビューから2連続KO勝ち。

 地元EMMMAやUWC Mexicoで活躍後、「Contender Series 2021」で判定勝ちすUFC入り。2022年1月にトレヴィン・ギレスにカウンターの右でダウンを奪いパウンドアウトすると、2022年7月の前戦では、後に木下憂朔に勝利するアダム・フューギットを3RKOに下している。

 ランキング入りを目指す37歳のグリフィンは、UFC7勝7敗。2020年11月からカーロス・コンディットを下すなど3連勝も、2022年3月にランカーのニール・マグニーにスプリット判定負け。2022年10月の前戦はティム・ミーンズにスプリット判定勝ちを収めている。新世代の挑戦を跳ね返せるか。

 1R、ともにオーソドックス構え。いきなり右を打ち込むグリフィン。さばくモラレスは左ジャブ。グリフィンはインロー。中央を取ってじっくり構えるモラレス。ワンツーの右を伸ばす。バックステップのグリフィンは左ジャブ。左インローを返すモラレス。グリフィンもジャブから右カーフ。ワンツーで下がらせる。

 跳びヒザも見せるモラレス。右オーバーハンドのグリフィンに下がりながら後ろ足でケージを蹴って右で飛び込むモラレス。そこにダブルレッグはグリフィン。しかし金網背に差し上げるモラレスが体を入れ替え離れる。

 ワンツーの右を打ち込むなおも組むグリフィン。左で差して押し込むが、四つに持ち込むモラレスはヒザ蹴りから体を入れ替え、スーパーマンパンチを放つ。さらに左ジャブから右ロング、さらに跳びヒザとモラレスが押し返してホーン。

 2R、中央を取るモラレス。グリフィンは右回り。左ジャブを当ててワンツースリーと詰めてヒザ蹴りを狙うモラレス。さらに右ストレート! グリフィンは組みに行くも剥がすモラレスはなおも右をヒット。金網に詰まるグリフィンは右を返すが、詰めるモラレスはワンツー! 左ジャブを突き、グリフィンの近距離の左ハイに右をかぶせる。

 グリフィンの組みに右ショートアッパーで剥がすモラレス。右のロングフックはかわしたグリフィンは左ロー。モラレスの右をかわしてダブルレッグも、モラレスは左手をスイッチで股に差し入れ離れる。

 グリフィンのジャブに、ジャブを返し、右で押し込むとガッツポーズ。さらに右のスーパーマンパンチから左右とラッシュでのんでかかるも首相撲ヒザはローブローに。再開、左ハイのグリフィンをブロックし、モラレスも左ハイ。右腕を高々と挙げて近づいていく。

 3R、右瞼をカットしたグリフィンは、右フック。さらに右で飛び込むが、モラレスは長い左ジャブ。グリフィンの右ハイ、続くダブルレッグを切って跳びヒザを突く。

 ジャブ・カーフのモラレス。グリフィンが詰めると、またもケージを蹴ってのスーパーマンパンチはモラレス。それをかいくぐったグリフィンじゃダブルレッグから互いに驚異的な身体能力の動きから跳んでスタンドバックについたグリフィン。

 正対したモラレスに尻下でクラッチしたグリフィンが尻もちを着かせるが、モラレスはワンバウンドですぐに立ち上がってスイッチからバックを奪取!

 離れてスタンドに。互いに右を打ち、グリフィンはオーバーハンドから、ダブルレッグへ。切ったモラレスは跳びヒザ、ブロックしたグリフィンを足払い。立つグリフィにカーフキック、右スーパーマンパンチも。

 ジャブの刺し合いも互いに深追いできず。グリフィンはワンツーから組みに行くが、ボディロックで切り返したモラレスが上を奪ったところでホーン。

 判定は3-0(29-28×3)でモラレスが勝利。MMA15連勝でUFC3連勝をマーク。「オクタゴンに来るたびにいい試合が出来ていると感じている。中盤以降は自分のペースで試合は出来た。母に感謝を」と語った。

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