▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント準々決勝 5分3R
〇原口 央(日本)
[判定3-0]
×ムン・ジェフン(韓国)
ROAD FCバンタム級王者のムン・ジェフンは、過去に朝倉海と1勝1敗。佐藤将光、根津優太にも勝利している。39歳で2022年12月にチャン・イクファンを延長判定で下して戴冠した。
原口兄弟の兄の央は、レスリング高校全国選抜選手権3位。2021年にGLADIATORフェザー級王座獲得。2021年11月のVTJで宇野薫に判定勝ち後、RIZINで関鉄矢、中原由貴に敗れ、2023年5月のDEEPでの前戦で増田拓真に一本勝ち。今回は「63kg」でトーナメントに参戦した。弟の原口伸は「ROAD TO UFC」でライト級で1回戦を突破している。
ジェフンの右の蹴りをさばいたサウスポー構えの原口は、1Rから蹴り足を掴んでシングルレッグ、さらにダブルレッグテイクダウン。早めのブレークがかかるなか、2Rも蹴り足をキャッチして両足で挟んで回してのテイクダウン、バックからリアネイキドチョーク狙い。3Rはジェフンの跳びヒザをとらえた原口がテイクダウン。下からの腕十字の仕掛けも潰して金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。判定3-0でジェフンを完封した。
試合後、原口は「ムン・ジェフン選手、要所要所で強くてなかなかてこずった試合になってしまいました。日本から来た原口です。This tournament is mine」とマイクで語った。
大会後、ムン・ジェフンは引退を表明。ヤン・ジヨンが引退試合の相手に名乗りを挙げている。