勝者と戦えれば、ただケラモフはとても強いので朝倉が勝つのは難しいと思う
━━試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
「一番最初に私、超嬉しいです。でも100パーセントじゃない。半分です」
━━計量では涙を流しました。そこから気持ちをいかに切り替えましたか。
「昨日はとても自分にとって厳しい日でした、恥を感じて……何年も感じていなかったもの。ファンに対して、RIZINに対して。難しい一日でした。昨日は本当に難しい日でした。弱さ悲しさ……目立とうとしてああいうことをしたのではなく、本当に出てきてしまったもの。何が自分を助けたかと言うと、神を信じる気持ちでした。心に神を置いておくこと。チームの支え、公開計量で失敗を榊原さんが伝えたとき、ファンの目のなかに失望を感じました。でもそのあとも温かいメッセージをたくさんいただいて、そんなメッセージををいただけると思わなかったので、家族やチームに感謝しています」
━━鈴木選手の試合前と試合後のイメージの違いは?
「打撃で強い選手とは知っていました。この試合に向けてすごく練習してきたのも知っていました。彼の瞳からも100パーセントやる気を感じました。とても強い。身体的な強さだけじゃなくて心、メンタル部分も。
いま自分の腰に実際にチャンピオンベルトは無いですけれども、自分の名前がチャンピオン。誰かがこのタイトルをかけて戦うのは正統ではないと思っています。今日の試合も自分は負けていない。この階級のチャンピオンは自分だと思っています」
━━減量について今後はどうしていきますか。
「自分には栄養士もドクターもついていて、きちんと減量プランを立ててやっています。言い訳ではないけれど、どこかで間違えた。それは神様がこうしたと思っています。もちろん自分は39回、試合をしたなかで、2回だけ計量失敗して、1回目は色々問題を抱えていた。今回もすべてプラン通りに、木曜に2キロ、金曜にあと2キロおとすべきだった。金曜の朝の8時から14時までで1.6キロしか落とせなかった。神がそうしたかったと自分では思っています」
━━今後、減量過程など調整を発信することに興味はありますか。
「今いただいたアイデアとして、今後ファンにYouTubeなど減量プロセスを見せていきたいと思う。自分の妻や母が食べ物の管理をしてくれているし、試合が近くないときはレストランでスポンサーと食事をすることもあります」
━━次にクレベル選手と戦うのは、朝倉選手とケラモフ選手の勝者がふさわしいと思いますか?
「正当に考えて、朝倉選手とケラモフ選手の勝った方とやるのが正しいと思います。朝倉選手からずっと戦いたいと言われて、ファンからもそう言われています。ただ、ケラモフ選手はとても強いので勝つのは難しいと思う。7月大会か10月の名古屋でタイトルマッチ、朝倉選手とは大晦日が特別な日なので、できれば大晦日に対戦したいと思います」
━━無料配信でトレンドワードに「クレベル」が入っていました。
「それはとても嬉しいです。自分が外国人として日本で戦うことで反応してくれていることで、受け入れてくれたように感じています。子供や高齢者のインスピレーションになっていて、自分はフェイクじゃなくて本物だから、シンプルさや性格が人に伝わっているのは非常に嬉しいです。
世界中にアイドルや救世主のような存在がいて、神様が日本に僕を送ってくれた。夢を信じれば必ず叶うというメッセージを込めて、家族やチームのためだけじゃなくて、全ての皆さんに、いい日も悪い日もあるけど、必ず良くなると信じてほしいと思います。聖書を読んでいて、今回『涙は一晩続くけれど、翌朝には幸せと笑顔がくる』という一説があって、諦めずに信じることが大事だと思っています」
━━『超RIZIN.2』でタイトルマッチが組まれるなら出たいでしょうか。この時間が少ないなかでも、今からでも『超RIZIN.2』にタイトルマッチなら出ますか?
「7月にRIZINと話し合って、協議している件があった。今タイトル剥奪されてしまってそれが成立するかどうか自分でも分からないです。自分としてはタイトル戦をやりたいと思っています」