キックボクシング
レポート

【RISE】極真・山科直史がKOで再起「これからもKOで勝って必ず王者になります」、女子マッチは激しい打ち合いに

2023/06/09 23:06

▼第2試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
〇羅司(=らいぜ/TEAM TEPPEN)
判定2-0 ※29-27、28-28、29-28
×旬ノ介(K-LIFE)


 羅司は2021年RISE Nova全日本大会-60kg級優勝で、2022年5月にプロデビューしたサウスポー。RISEで活躍する彪司の弟。戦績は1勝(1KO)1敗。


 旬ノ介は2019全日本アマチュアキックボクシング55kg級準優勝で、九州を中心に活躍。北薗翔大が主宰するK-LIFE所属の選手。前戦は2023年3月の『RISE WEST ZERO』で弾丸風太に判定勝ち。戦績は6勝(1KO)2敗1分。


 1R、サウスポー同士。羅司は左ミドルと左カーフ&ローと蹴り主体。旬ノ介も最初はローを返していたが、羅司の蹴りに右ストレートを合わせに行く。終盤、その右で羅司が大きく仰け反る場面も。


 2R、羅司の左カーフに左ストレートで対抗する旬ノ介。ショートの連打、左フックでヒットを奪って攻勢に出た旬ノ介だったが、羅司の左カーフをもらって後退。そこへ羅司が左フックでダウンを奪う。さらに左カーフを蹴っていく羅司。


 3R、逆転を狙って飛び込んでの左右フック、左ストレートを狙う旬ノ介だが、羅司はやや流し気味に試合を進めていき、旬ノ介に決定打を奪われることなく試合を終えた。


 判定2-0で勝利した羅司は「判定まで行ったのは初めてです。自分のことを知らない人も多いと思うんですけれど、この経験を活かしてもっともっと強くなっていきます」と語った。

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