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2023年6月8日(日本時間9日)米国ジョージア州アトランタオーバータイムエリート・アリーナにて「PFL 4: Regular Season」が開催される。
前日計量で、日本の工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)が145.6ポンド(66.04kg)でパス。対戦相手のクリス・ウェード(米国)も145.4ポンド(65.95kg)でパス。昨年同様にプレーオフ進出をかけて、一気に6Pを獲得できる“クイックシックス”=1Rでのフィニッシュを目指す。
初戦で敗れて0ポイント同士の両者は初顔合わせ。
直前に、3Pで4位だったアレハンドロ・フローレスが欠場、7位のダニエル・トーレスがドラッグテスト陽性で失格となり、工藤もウェードもランキングが2つ繰り上がっている。
工藤は、初戦でモヴィッド・ハイブラエフに判定負けで6位。対するクリス・ウェードはバッハ・ジェンキンスに判定負けで7位。
工藤は昨年の初戦でブレンダン・ラウネーンに判定負けも、2戦目でアレハンドロ・フローレスを1R KO。6Pを獲得してプレーオフ進出を決めている。今年もその再現はなるか。
レスリングベースでスイッチヒッターのウェードを相手に、ハブライエフ戦で課題となったテイクダウンディフェンスと立ち上がりを修正し、KOするための打撃を強化して臨む。
1R決着が必要なのは、OPのウェードも同様。かつてカイル・ボクニエクを左ハイ、2021年6月にはアルマン・オスパノフを右ミドルハイでTKOに下しているウェードは、粘り強いケージレスリングに加え、左右の蹴りと組み際のギロチンチョークの1発も持っている。しかし、フィニュシュしにくる相手だからこそ、工藤にもチャンスが生まれる。
2022 PFL Featherweight Semifinalists face off tomorrow night looking to reach the 2023 #PFLPlayoffs!
— PFL (@PFLMMA) June 7, 2023
Thursday, June 8th
Main Card: 10pm ET on ESPN & ESPN+
Opening Card: 6:30pm ET ESPN+ pic.twitter.com/NSTHNsJYhH
果たして工藤は2シーズン続けての逆転プレーオフ進出を成し遂げるか。
PFL 4: Regular Season
2023年6月8日(日本時間9日)米国ジョージア州アトランタ オーバータイムエリート・アリーナ
日本時間9日午前7時30分からDAZNにて配信
▼フェザー級 5分3R
ブレンダン・ラウネーン(英国)1位 5P(27勝4敗)146ポンド(66.22kg)
ヘスス・ピネド(ペルー)5位 0P(20勝6敗1分)146ポンド(66.22kg)
▼フェザー級 5分3R
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)3位 3P(20勝0敗1分)146ポンド(66.22kg)
タイラー・ダイヤモンド(米国)9位 0P(12勝2敗)145.8ポンド(66.13kg)
▼フェザー級 5分3R
バッバ・ジェンキンス(米国)2位 3P(20勝6敗)146ポンド(66.22kg)
チョ・ソンビン(韓国)10位 0P(10勝2敗)145.8ポンド(66.13kg)
▼フェザー級 5分3R
マルロン・モラエス(ブラジル)8位 0P(23勝12敗1分)145.6ポンド(66.04kg)
ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)4位 3P(10勝0敗)144.4ポンド(65.49kg)
▼フェザー級 5分3R
クリス・ウェード(米国)7位 0P(22勝9敗)145.6ポンド(66.04kg)
工藤諒司(日本)6位 0P(11勝5敗1分)145.4ポンド(65.95kg)