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2023年7月2日(日)に後楽園ホールで開催される『skyticket Presents DEEP 114 IMPACT』にて、フェザー級でDEEPに初参戦する松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)が、元UFCのガブリエル・シルバ(TEAM NOGUEIRA)と対戦することが発表された。
【追加対戦カード】
▼DEEP フェザー級 5分3R
松嶋こよみ(日本・パンクラスイズム横浜)13勝6敗
ガブリエル・シルバ(ブラジル・TEAM NOGUEIRA)9勝3敗
シルバはチーム・ノゲイラ所属。UFC&Bellatorのエリック・シウバの実弟でMMA9勝3敗(3KO・TKO、1SUB、6DICISIONS)。2011年のプロMMAデューから「Jungle Fight 67」等、地元ブラジルの大会で勝ち星を重ね、2019年3月のLFAデビュー戦でフェザー級でジェイク・ハッファナンを1R 右ストレートからのパウンドの右アッパーで沈めると、負け無しの8連勝をマーク。
2019年7月にUFCに参戦するも元フライ級タイトルチャレンジャーでもあるレイ・ボーグとのバンタム級戦で判定負け。2020年2月にはカイラー・フィリップスにも判定負けでUFCをリリース。
2022年5月のLFA復帰戦ではフェザー級に戻してロノ・ジュニアに判定勝ちで再起。同年9月の前戦では、カイオ・マチャドを相手に判定負けとなっている。
基本はオーソドックス構えだが、サウスポーでも戦うスイッチヒッターで、ボーグ戦では、好んで使うシングルレッグでテイクダウンを決め、ボーグのダブルレッグに下になるもディープハーフからスイープ、バックを奪う場面も見せている。
また、レノとの試合ではサウスポーに構えたレノにサウスポー構えで戦い、近距離でヒジ打ちの打ち下ろし、さらに下からの突き上げ、スピニングエルボーも見せており、際の打撃には注意が必要だ。最後はレノの組みを切ってスタンドバックからボディロックテイクダウンで上になり削って勝利するなど組みの粘り強い展開も辞さないファイターといえる。
対する松嶋は、修斗でプロデビュー後、2015年にウェルター級新人王を獲得。2016年9月にPANCRASEに初参戦し、当時フェザー級5位の牛久絢太郎に一本勝ち。2018年にはISAOと同級暫定王座を争った。
同年から参戦したONE Championshipではフェザー級2位にランキング。ゲイリー・トノン戦後、UFCを目指し、2022年の『ROAD TO UFC』に参戦も、準決勝で中国のイー・ジャーにスプリット判定で敗れ、契約ならなかった。
2023年の『ROAD TO UFC』シーズン2出場も噂されたが、そのリストに名前は無く、今回のDEEP初参戦となった。
自身の空手とレスリングを活かしたスタンドと強いテイクダウンを武器とする松嶋に対し、ガブリエルは高いガードで頭を振って常に圧力をかけて組みの展開に持ち込むタフファイターで、8つの判定結果中、5つで自身のモノにしている。
果たして元UFCのガブリエルを相手に松嶋は、ディープインパクトを残して勝利できるか。
ガブリエルは、「私はチャレンジ精神に駆られています! そして、それが難しければ難しいほど、私はより多くの勝利への意志を持っています。伝統ある @deep2001official のイベントでこの試合をオファーされたとき、私はとても興奮しました。なぜなら、@rogeriocamoes 師が言ったように『日本で戦うには、戦士でなければならない!』。地球の裏側、武術の殿堂に行き、彼の家で非常にタフな相手と対峙することは、確かに大きな挑戦です。私は、ブラジルと日本の偉大な戦いを再現し、国を代表して最高の形で勝利を収めて帰国したいという思いで、この戦いに臨んでいます。そのためにも、みんなのファンを頼りにしています! 上を目指しましょう」と早くも長文で意気込みを示している。