▼コ・メイン 第7試合 フライ級 5分3R
〇伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST) 57.05kg #1位/ZST第3代同級王者・16勝4敗2分
[1R 4分39秒 リアネイキドチョーク]
×秋葉太樹(パンクラス稲垣組)57.15kg #4位・11勝13敗1分
2022年12月の横浜大会でPANCRASEに初参戦を果たした元ZST王者の伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST)のニューピアホール大会参戦が決定。怪我からの復帰戦となる秋葉太樹(パンクラス稲垣組)と対戦する。
伊藤は、ZSTで竿本樹生に判定負け後、マネル・ケイプ、神龍誠に敗れ、トップファイター相手に3連敗を喫したが、浜本"キャット"雄大に1R TKO勝ちを収めると、RIZINで橋本薫汰に一本勝ち。前戦2022年12月のPANCRASEでは、フライ級2位の上田将竜に2R リアネイキドチョークで一本勝ちしている。
秋葉は、2021年5月に後の王者・小川徹に判定負け後、2022年4月に無敗の鶴屋怜に腕十字を極めかけるも1R 一本負けで連敗。2022年7月には韓国のROAD FCでイ・ジュンヒョンに判定負け(※秋葉戦後、ジュンヒョンは『ROAD TO UFC』出場が決定)。12月大会で谷村泰嘉との試合が組まれていたが、秋葉の怪我で中止に。4月30日の立川大会で再度、谷村との試合が組まれたが、今度は谷村の怪我で中止となっていた。
自身と相手の怪我で13カ月ぶりの参戦となる秋葉の再起なるか。それとも組みでは絶対的な強さを持つ伊藤が、PANCRASEで連勝するか。
伊藤盛一郎「前回PANCRASEに初参戦して勝ってランキング1位になったんですけど、まだ本物の1位だと思ってなかうて、今回しっかり勝って正真正銘のPANCRASEフライ級1位になりたいと思います」
秋葉太樹「明日はKO決着でフィニュシュします」
1R、伊藤のダブルレッグテイクダウンですぐに立つ秋葉は首投げ・払い腰テイクダウン。すぐに立ち上がり詰める伊藤はダブルレッグテイクダウン。スクランブルする秋葉のバックにつくが正対する秋葉が上に。
伊藤の足を引いてパウンドで飛び込む秋葉。それを下から掴んだ伊藤は腕十字狙いから上を取って押さえ込み、マウント。キムラへ。それを外した秋葉のヒザ十字を外してパウンド。マウントからサイドバック、バックへと移行し、リアネイキドチョークを極めた。
試合後、伊藤は「1位になって“そんなのラッキーでたまたまなっただろう”と思われてると思ったので、しっかりフィニュシュしました。PANCRASEに来たからにはベルトを目指して頑張っているので、いまチャンピオン(鶴屋怜)はROAD TO UFCでUFC目指しているかと思いますけど、自分もベルトを目指しているのでベルトに挑戦できるよう応援よろしくお願いします」と語った。