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2023年7月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される『skyticket Presents DEEP 114 IMPACT』の追加対戦カードが発表された。
すでに、松嶋こよみの初参戦、DEEPメガトン王座戦・酒井リョウvs.水野竜也、フェザー級・五明宏人vs.海飛、バンタム級・日比野“エビ中”純也vs.鹿志村仁之助が発表されている同大会。今回の発表では以下、4試合が追加された。
▼DEEP ライト級 5分3R
江藤公洋(和術慧舟會 HEARTS)
野村駿太(BRAVE)
専大レスリング部出身の江藤は、MMA21勝6敗2分。2020年9月の『Road to ONE』で青木真也に判定負けも、現在4連勝中。2021年9月の修斗で75kg契約でグンター・カルンダに判定勝ちで再起を飾ると、2022年4月のRIZINで雑賀ヤン坊達也に3R TKO勝ち。同年11月のDEEPで北岡悟に判定勝ち、そして2023年5月の前戦では川名TENCHO雄生に判定勝ちと、強豪相手に勝ち切る組みの強さを誇る。34歳で今回が30戦目となる。
対する野村は帝京大空手部出身で、MMA5勝1敗。五明宏人の2学年下の後輩で、2021年9月にMMAデビューし、前田啓伍に判定勝ち後、2戦目のVTJで宇佐美正パトリックに判定負け。しかしその後は4連勝中で、2022年3月に藤村健悟に1R TKO勝ち後、7月にDEEPに初参戦し、レスラーの泉武志にスプリット判定勝ち、12月に小金翔に2R TKO勝ち。そして2023年3月に川名TENCHO雄生に判定勝ちを収めている。
相手の打撃をさばいてのテイクダウン、コントロールに長けたベテラン江藤に対し、7戦目の野村は伝統派空手の打撃に近距離の打撃も融合させ、川名戦では強いテイクダウンディフェンスを見せるなど急速な進化を遂げている。MMAのなかでどちらの武器が強いか、勝者がライト級王座戦に近づく3R戦だ。