朝倉未来とはタイミングが合えばやろうかなって感じで
岩崎宗師はどんな存在なのかとの問いには「心の相棒という感じで、凄い信頼感を持って準備してきたので。今まで岩崎先生はセコンドには就かず近くから支持を飛ばすようにしていたんですが、今回からセコンドも岩崎先生に頼んだので、安心感という部分が自分の中で必ず試合中にいい転機をもたらしてくれると思っています。本当にチームでやって来たというのが試合に出ると思います」と答える。
その剛毅會空手を学び、過去と現在でどう打撃が変わったかと聞かれると「この4カ月くらいやってきたのは空手の型。ひとつひとつの型と自分が本来持っている活かすべき強いポイント、ボクシング力ですね。パンチのパワーとスピードと回転力。その強みを活かさずにはもったいないということで。僕のスタイルはドミネーター戦の待ちのスタイルだと思うんですけれど、今回はそういう自分の持ち味を出しつつ空手を上手く融合させたスタイルを完成させたので試合を楽しみにしてもらいたいですね。自分から行くとは言ってますけれど、自分から先手を仕掛けるのかカウンター待ちなのかとそういうことではなく、僕が試合を作って行く試合になると思います」と、平本蓮スタイルを完成させたのだという。
また、以前公開した動画で「骨を動かす打撃」とのワードがあったことについての質問には「多分、あの練習方法を見た人は何をやっているんだろうと思う人もいっぱいいると思うけれど、そういう細かい型で。だからサウスポーが得意なのかオーソドックスが得意なのかとかそういうのもどっちも一緒。本当に異次元の、今までにないスタイルを自分は見せられると思うので、試合を見て欲しいと思います」と、平本蓮スタイルの自信を語った。
ネットでは「SNSで遊んでいないで専念しろ」との声もあがるが、「専念しているので何とも思わないですね。さすがに僕くらいまで来るとアンチコメントの専念しろっていうのは何とも思わないし、意識したこともなかったですね」と一笑に付した
第9試合で行われる同じフェザー級の牛久絢太郎(K-Clann)vs.朝倉未来(トライフォース赤坂)の理想の結果を聞かれると、「毎試合そうなんですけれど、自分が勝てれば誰の試合もどうでもよくなってしまうというのがあるので。どうでもいいんですよ。牛久が勝とうが、朝倉が負けたら嬉しいですけれど、どっちでもいいんです。とにかく自分が勝ったら全部OKになるので、太田がボコボコにされようが、朝倉がやられようが、僕が勝てばそれがなかったとしてもハッピーなので。とにかく自分の勝利を願っている感じです」と、自分さえ勝てればそれでいいとした。
早くも朝倉との対決が期待されていることに関しては「あんなナメクジと一緒にして欲しくないですね。僕は全然世紀の一戦だとも何とも思ってないので。まあ、暇だったらやるくらいかな、タイミングが合えばやろうかなって感じで。あんなのどうでもよくて、僕の中でも斎藤裕にKO勝利した方がもっと大きなものが得られると思っています」と、興味がないと一蹴。