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レポート

【戦嬢】16歳の山里真桜が沖縄初の女子高生王者に、“元最強キャバ嬢”Melty輝も初戴冠、KARENが坂口杏里らを相手に1vs.3マッチ

2023/04/04 17:04

▼ダブルメインイベント1(第8試合)DBSフライ級王座決定戦 2分5R ※ヒジあり
×有里(TeamSRK/前DBSスーパーフライ級王者)
判定1‐2 ※49‐48、48-50×2
〇Melty輝(teamAKATSUKI)
※Meltyが新王座に就く。


 前DBSスーパーフライ級王者・有里が階級を下げての二階級制覇を狙う。前戦となった2月のタイ遠征試合ではタイ人に勝利している。


 対するMelty輝は『ザ・ノンフィクション』や『月曜から夜更かし』に出演、あのフェフ姉さんと2度対戦して2度とも勝利した“最強キャバ嬢”(現在はキャバ嬢を引退してホワイトニングサロンを経営)として話題となった女子選手。アマチュアキック2021年度全日本選手権大会優勝、SMASHERSチャンピオンシップ2022女子52kg級優勝とアマチュアの成績を持ち、プロでは5敗2分と厳しい位置に立たされていたが、昨年12月の山本知美で初勝利、今年2月のNO KICK NO LIFEでは高橋アリス戦に勝利。勢いを付けてタイトルマッチに臨んだ。


 1R、右ローからパンチ連打につなぐMeltyの前に、有里は押されながらもパンチ連打で盛り返す。2Rはワンツーを当てるMeltyが優勢を印象付けるも、有里も右ストレートを打ち返して引かない。


 3Rもお互いに一歩も引かない打ち合いとなり、4RはMeltyがバックブローからパンチ連打につなぐ。有里は声を出しながら前進し接近戦ではヒジ。5Rもお互いに手数を出し合う展開となり終了。


 ヒット数で上回ったMeltyが僅差の判定で勝利。プロ9戦目でベルトを巻いたMeltyは「私はキャバ嬢をやりながらプロの試合に出ながらもアマチュアの試合に出て7戦連続で負けていましたが、teamAKATSUKIに移籍してから今日で3連勝することができました。戦績も伴っていない私にタイトルマッチという新しい場を与えてくれてありがとうございます。これからの格闘技人生で形に残るものを獲ることができました。今はフェフ姉さんと戦って勝った人いう肩書になってますが、そういう肩書から外れて強いMelty輝として知ってもらえるように頑張ります」とアピールした。

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